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2019年08月20日

花王グループ社員が「東日本グリーン復興モニタリングプロジェクト」に参加

東日本大震災で被災した地域の生物を調査・モニタリングする「東日本グリーン復興モニタリングプロジェクト」(主催:認定NPO法人 アースウォッチ・ジャパン)が5月からスタートし、花王グループ社員10名が活動に参加しました。

このプロジェクトでは、東日本大震災で津波の被害を受けた地域の生態系の変化を調べるため、被災前のデータと比較することで、津波がどれだけの影響を及ぼしたか、またその後生態系がどのように回復しているかを記録しています。この調査で得られたデータは、被災地域の生態系や希少種の保全、環境に配慮した復興計画のために役立てられています。
調査メンバーは、東北大学の教授を中心として、市民や学生、複数の企業から集まったボランティアで構成され、各チームが東北のさまざまな干潟でモニタリング調査を行なっています。

調査地である干潟の周辺では、調査で得られたデータをもとに、生態系に配慮した復興計画が進んでいる場所もあるとのことです。
参加した社員からは「津波前からの過去データと比較して環境変化や問題点がわかり、継続した干潟調査の必要性を知ることができた」「震災の経験と復興の進捗を見ておられる方の視点を共有いただいたことも自分自身の財産となった」などの感想が寄せられました。

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生物を干潟で採取

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採取した生物の同定調査

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