2018年06月25日
花王は、次世代によりよい社会をつなげていくためには、イノベーティブなアイデアや技術を生み出し、社会に新しい価値をもたらす人財が大切であると考え、社会貢献活動の柱の一つに「教育」をあげ、特に将来の科学技術を担う若い人財の育成を応援しています。
その一環として、花王は、2005年より、高校生のための科学技術の自由研究コンテスト「高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社、テレビ朝日主催)に協賛しています。(2016年より特別協賛)
JSECの上位入賞者には、世界の高校生が科学技術研究の成果を競うインテル国際学生科学技術フェア(Intel ISEF:Intel International Science and Engineering Fair)への出場資格が与えられます。
優秀賞受賞後、ブース前に立つ宇土高等学校の皆さん
写真提供:NPO法人日本サイエンスサービス(NSS)
ISEFは、世界75以上の国と地域の約700万人から選ばれた高校生が自分たちの研究を披露する科学研究コンテストです。毎年5月にアメリカで開催され、約1,800人の高校生科学者たちが集まります。審査には1,000人以上の科学者、技術者から構成される審査員が携わり、22のカテゴリごとの優秀賞1~4等賞と、協賛企業や団体から贈られる特別賞が選ばれます。
このたび、JSEC2017で花王賞を受賞し、ピッツバーグで行われたIntel ISEF2018に日本代表として参加した、熊本県立宇土高等学校3年の成松紀佳さん、小佐井彩花さん、高田晶帆さんが、物理学・天文学部門で優秀賞4等を受賞しました。
世界の舞台での研究発表の経験や各国の参加者とのネットワークが、今後、生徒たちが国際社会でいっそう活躍するための一助となることを期待しています。
花王は科学技術でよりよい未来に貢献するため、今後も若い研究者の育成を応援していきます。
“Whether Insects See Anomalous Images Located Near a Lens or Not? Verification of Lens Equations for Anomalous Images and Application of the Simple Eye of an Insect”
成松紀佳さん、小佐井彩花さん、高田晶帆さん(熊本県立宇土高等学校)