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2016年09月30日

「東日本グリーン復興モニタリングプロジェクト」に社員が参加

花王グループでは、2010年より毎年、社員を対象とした環境プログラムを実施しています。
2012年からは、東日本大震災で被災した東北の干潟・田んぼでの生物多様性調査ボランティア「東日本グリーン復興モニタリングプロジェクト」(認定NPO法人アースウォッチ・ジャパン主催)に参加しており、今年も5月から8月にかけて社員10名が東北を訪れました。

干潟や田んぼの生き物に加え、チョウの調査も

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このプロジェクトでは、東日本大震災で津波の被害を受けた地域の生態系の変化を調べるため、東北大学の教授を中心として、地元や複数企業から集まったボランティアがチームになってモニタリング調査を行ないます。被災前のデータ等と比較することで、津波がどれほどの影響を及ぼしたか、また日々環境が変化していく中で生態系がどのように回復しているかを記録しています。この調査で得られたデータは、被災地域の生態系や希少種の保全等のために役立てられます。

今年は、これまで調査を行なってきた干潟の生き物の調査に加えて、チョウの調査も行なわれ、参加した社員も多くの事を学ぶことができました。
「災害や人為的にもたらされた環境変化の影響が、動植物の多様性に密接に関わっていることを、チョウを通して知る良い機会になりました。また、これは一部地域の話だけではなく、世界環境全体に関連していることと理解できました。」「知ることから支援が始まるのだと感じました。一方的なレクチャーなどでなく、一緒に泥だらけになりながら調査することで、共有できるものがあったと思います。」
などの声が寄せられました。

今後も、被災地の復興の一助となるよう、こうした活動に積極的に取り組んでまいります。

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