• 社会貢献の取り組みトピックス

2015年06月26日

タイ北部“FURUSATO”環境保全プロジェクト 2014年度活動報告

タイでは、急激な森林減少による環境問題が生じており、土壌の劣化や乾期の山火事などが、住民の方々の生活に大きな影響を及ぼしています。花王は、公益財団法人オイスカとともに、森林の回復と持続可能な保全をめざす「タイ北部“FURUSATO”環境保全プロジェクト」に取り組んでいます。

持続可能な保全をめざして

メコン川を望む植林地。

メコン川を望む植林地。

プロジェクトでは、タイ北部のチェンライ県タムボンリムコン地区において、2012年から5年間で、35ヘクタールの土地へ在来種を植林する計画を進めています。
2014年度は、5月から苗木の準備を始め、下草刈り、施肥などの管理作業を行ないつつ、活動を進めました。8月には花王グループ社員も参加して植林を行ない、年間で7ヘクタールの土地に8,800本の植林が完了しました。

子どもたちも植林に参加。

子どもたちも植林に参加。

一方、豊かな森づくりには木を植えるだけではなく、地道な管理作業を継続し、成長を見守っていくことが必要なことから、森林を守り育てる人づくりにも取り組んでいます。
たとえば、地域の人を対象に、活動の取り組みについて話し合ったり意見交換をすることで、森林保護の重要性について理解を深めていただきました。また子どもたちには、“夢のふるさと”の絵を描いてもらったり、植林やその管理作業に参加してもらいました。
これらの活動は、地域の人たちが自ら森を保全していく、という動機づけにもつながりました。

植林地では2年目に山火事を経験しています。山火事は毎年のように発生するため、これを防ぐための対策や消火活動の指導も行ないました。これらの経験を積んでいただくことで、技術的な面でも森を持続的に守っていくことができると期待しています。

現地では、プロジェクト開始から、累計で21ヘクタールに約25,000本の植林を行ないました。これらは、地域の人々の丁寧な管理のもと、活着率* が80%を超え、健全な森を形成しつつあります。

花王は、今後もさまざまなステークホルダーとともに、持続可能な環境づくりをめざす活動に取り組んでまいります。

  • * 活着:挿し木、接ぎ木、移植などをした植物が根付いて生長すること
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