• 社会貢献の取り組みトピックス

2015年01月07日

JSEC2014にて花王賞、花王特別奨励賞を贈呈

花王は、高校生のための科学技術の自由研究コンテスト「高校生科学技術チャレンジ(JSEC)」(朝日新聞社、テレビ朝日主催)に2005年から協賛し、優秀な作品に花王賞、花王特別奨励賞を贈呈しています。第12回を迎えた今回は126校から221研究の応募があり、大学教授等の専門家による予備審査、一次審査を通過した30の優秀な作品が、12月の最終審査会にすすみました。

科学技術を担う人材の育成をめざして

最終審査会は、12月13日(土)~14日(日)の二日間にわたり、日本科学未来館(東京)で行なわれました。会場では、高校生がポスター発表を行ない、審査委員がプレゼンテーションを聞く形で審査が行なわれ、文部科学大臣賞をはじめとするグランドアワードや、協賛社賞などの各賞が決定されます。花王からも審査委員が参加し、実際に高校生の熱意あふれる発表を聞いて審査を行ないました。

花王特別奨励賞を受賞した山口高等学校のポスター発表

花王特別奨励賞を受賞した山口高等学校のポスター発表

今年の花王賞は、米子工業高等専門学校の松井千佳さん、前田千澄さん、田原早央莉さんによる「卵殻の内皮が示す機能を用いて食品のメラニン沈着を抑制する研究」に決定しました。食品の廃棄という身近な問題に目を向け、自分たちにできる解決方法を探ろうとする高校生らしい前向きな姿勢や、課題解決手段として自然の中にあるものを生かそうとしている点が、社会のサステナビリティにもつながるとして、高く評価しました。

花王賞を受賞した米子工業高等専門学校の皆さんに表彰状を贈呈

花王賞を受賞した米子工業高等専門学校の皆さんに表彰状を贈呈

また、花王特別奨励賞は、山口県立山口高等学校の金谷啓之さん、藤村志穂さん、福本朱夏さんによる「緑色のナミウズムシの生態」に決定しました。小さな生物をつぶさに観察している研究ですが、見落としがちな小さな変化を丁寧に拾い上げ、そこから生態系全般を意識して見極めようとしている点を高く評価しました。

JSECでは、入賞者から代表を選出し、2015年5月に米国で開催される国際学生科学技術フェアに出場者として派遣する予定です。過去の出場者は、同世代の研究者との交流を通じて多くの刺激を受け、気づきを持ち帰っており、視野の広い人材の育成につながります。花王でも、今後、受賞校を招いて研究員との交流をはかるスタディツアーを開催する予定で、さまざまな交流を通じて、将来の科学技術を担う人材の育成を応援してまいります。

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