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2013年03月13日

東日本大震災の復興支援としてさまざまな活動を実施

花王グループでは、グループ企業と社員が一体となり、被災地のニーズに合った支援を行なっています。ここでは2つの事例をご紹介します。

花王「復興応援市」を開催

前半の対談の様子

前半の対談の様子

東日本大震災から2年を迎え、「震災を忘れない」という思いを込めて、3月4日(月)、花王本社(東京都中央区日本橋茅場町)において、花王「復興応援市」を開催しました。
前半では、気仙沼の酒蔵である男山本店の菅原昭彦社長をお招きし、NPO法人ETIC.(エティック)* の山内氏との対談形式で、震災当時の様子、これまでのご苦労や奇跡的に被災を免れた「もろみ」から社員一丸となって日本酒をつくったお話を、DVDを交えながらうかがいました。菅原社長の、「大半の事業者の再建はこれからで、今だからこそ『買って応援』は大変ありがたい。震災を忘れず、被災地に足を運んでほしい」という言葉が印象に残ります。
後半は、花王グループの社員に被災地の物産品を販売し、大盛況のうちに完売しました。

本社の周辺に在籍する花王グループの社員総勢270名が応援市に参加し、一人ひとりができる支援について、あらためて考えるよい機会になりました。

  • * NPO法人ETIC.(エティック):「みちのく復興事業パートナーズ」事務局

南三陸町で衛生管理講習会を開催

実際の調理場を使用した講習会の様子

実際の調理場を使用した講習会の様子

また、2月には、さまざまな業界に向けた業務用製品の提案・提供を行なっている、花王プロフェッショナル・サービス(以下、KPS)が、被災地の宮城県南三陸町において、食の現場で働く方々を対象にした衛生管理講習会を開催しました。

KPSでは日頃から、衛生管理・感染対策や食中毒予防などのソリューション提案も専門に行なっています。
講習会では、食を扱う際の正しい手洗いの方法、食品が従来持つ微生物から派生する食中毒のリスクや調理環境を衛生的に保つための方法、家庭での調理加工と売り物としての調理加工のリスクの違い、販売する際に必要なアレルギー物質の義務表示の考え方などをご紹介しました。

花王グループでは、被災地の復興の一助となるよう、今後もさまざまな形で復興支援を行なっていきたいと思います。
なお、花王は「みちのく復興事業パートナーズ」に参画し、NPO(エティック)や他企業と連携した復興支援を行なっています。

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