2022年10月14日

  • お知らせ
  • サステナビリティ

花王と東京藝術大学、協働で生まれたウェブサイト「reframing」を公開

花王株式会社 感覚科学研究所および作成センターと東京藝術大学 美術学部建築科 中山英之研究室のメンバー(以下藝大中山研)は、2022年10月14日より、両者による協働プログラム「きれいの輪郭」での活動記録および成果を配信するためのウェブサイト「reframing」(リフレイミング)を公開します。

ウェブサイト「reframing」ホーム画面

花王と藝大中山研のプロジェクトチームは、2021年4月から10月にかけて、未来の「きれいな暮らし」を議論する目的で、「きれいの輪郭」をテーマとしたワークショップを開催しました。藝大中山研の建築設計手法を活用し、「知ること」「体験すること」を通して、身の回りの生活から地球規模の事象まで、さまざまなレベルで感じたことを表現し、議論を進めました。その過程を経て、これまでは、自分の「きれい」と自然の「きれい」を分けて考えていたこと、「きれい」を見る、語る、感じる場面は、自分自身の身体や目の前にある現象に対してのみの視点であったことがわかりました。
このことから、プロジェクトチームは、見えていないことにも目を向け、「自分と自然とのつながりをとらえ直すこと」こそ重要であり、人間界のみに閉じることなく、虫・植物・微生物も、人間も、そして地球もつながったひとつの存在として包み込み、自分の「きれい」と自然の「きれい」を分けてとらえない、という考えに至り、この思考過程を「reframing」(リフレイミング)と名づけました。
そこで、藝大中山研は「きれいな暮らし」をつくる新しい生活様式を表現したプロダクトや、それらのある暮らしを前提とした建築デザインのプロトタイプを図面や模型、モックアップ等で表現し、花王は人の心理や行動の分析で得た環境哲学をワークショップ内で発表。このたび立ち上げたウェブサイトでは、このワークショップの活動記録、そして「reframing」によって創造した新しい暮らしのアイデア、気づきをまとめています。

「きれいな暮らし」を実現するためには、複雑で長期的な環境問題との関わりについて、常に気づき、考え、模索し続けることが必要です。このウェブサイトを通して、花王は、生活者の皆さまと共に未来の「きれいな暮らし」について考え、これまで以上に環境起点のモノ、コトづくりを進め、豊かな持続的社会への貢献をめざしてまいります。

■ウェブサイト「reframing」はこちらから

ニュースリリース内を検索

詳細検索
発表年月
から
まで
タイプ
タグ

ニュース内を検索

詳細検索
発表年月
から
まで
タイプ
タグ
Page Top