花王、7年連続で「Dow Jones Sustainability World Index」に選定

花王株式会社（社長・澤田道隆）は、このたび、世界の代表的な社会的責任投資（SRI）指標である「Dow Jones Sustainability World Index (DJSI World)」「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に7年連続で選定されました。

DJSIは、米国S&Pダウ・ジョーンズ社とスイスのSAM社が開発した株式指標で、環境、社会、ガバナンス（ESG）といった重要な因子から企業活動を分析し、持続可能性（サステナビリティ）に優れた企業が選定されます。2020年度は、世界の大手企業3,467社から318社がDJSI Worldに選定されました。花王は、ガバナンスを含む経済面では、行動規範、研究開発の取り組み、品質保証、新興市場戦略、環境面では、環境報告、気候変動対策、包装容器の取り組み、社会面では、社会的報告の取り組み、企業市民活動が高い評価を得ました。

花王グループは、2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」（キレイライフスタイルプラン）を策定しました。ESG部門の統括Dave Muenz（デイブ・マンツ）は、「昨年に引き続き、DJSI WorldとDJSI Asia Pacificに選定されたことを大変喜ばしく思います。花王は、以前にも増して求められている、穏やかでより持続可能な生活様式である『Kirei Lifestyle』をすべての人に届けるため努力を重ねています。また、花王は世界のステークホルダーに価値あるパートナーであると確信していただくために、商品の設計から最高レベルの誠実さで企業経営を続ける方法に至るまで、あらゆる活動の基礎にESGを組み込むべく日々励んでいます。今回の選定は、この取り組みをさらに推し進めるための追い風になるでしょう」とコメントしています。

また花王は、年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）が採用している、ESG投資のための株価指数の構成銘柄「FTSE Blossom Japan Index」「MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数」に4年連続、「MSCI日本株女性活躍指数（WIN）」に3年連続で採用されています。「S&P/JPX カーボン・エフィシエント指数」にも選定されており、花王は引き続き、GPIFが選定する日本企業を対象とするすべてのESG指数の構成銘柄^* に採用されていることになります。なお、「FTSE4Good Index Series」にも13年連続、「MSCI ESG Leaders indexes」にも4年連続で選定されています。

花王グループは、花王らしいESG活動をグローバルに展開し、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティへの貢献に取り組んでまいります。