花王グループは、事業活動による温室効果ガス排出量を削減する取り組みの一環として、太陽光発電設備の導入およびCO2排出量ゼロ電力の購入を実施し、順次、再生可能エネルギーの導入を進めています*1 。今般、2018年10月より、国内の5つの生産拠点(愛媛工場:花王サニタリープロダクツ愛媛、栃木工場、鹿島工場、川崎工場、小田原工場:花王コスメプロダクツ小田原※小田原工場は6月より実施)において、CO2排出量ゼロ電力の購入をさらに実施し、再生可能エネルギーの導入を推進しています。
その結果、以下の1)~4)を実現します。
1) 国内生産拠点における購入電力による再生可能エネルギーの使用割合は、約35%になります。
2) CO2年間排出量は2017年実績と比較して、54,000トンの削減となります(※下記3)、4)を参照)。
この削減量は、一般家庭の約24,000戸分*2 の電力によるCO2排出量に相当します。
3) 今回の取り組みの中で、特に、紙おむつなどのサニタリー製品を生産する愛媛工場では、非化石証書*3 を使用した電気を調達することにより、購入電力のCO2排出ゼロ化(CO2排出量年間25,000トンの削減)を実現。先に導入している太陽光発電設備と合わせ、CO2排出量ゼロ電力のみの使用となります。
4) 栃木工場、鹿島工場、川崎工場、小田原工場の4工場では、水力電源の受電やグリーン電力証書を使用することにより、4工場合計でCO2排出量年間29,000トンの削減を実現します。
花王では、購入電力のCO2削減の有力な手段として、流通量の多い非化石証書の積極的な活用を検討していきます。
また、今後も事業活動によるCO2排出量削減の取り組みの一環として、太陽光発電設備の導入やCO2排出量ゼロ電力の利用を進めていきます。
花王株式会社 広報部