花王は、サプライチェーンを含む製品全体を通じて気候変動対策を考え、温室効果ガス排出量の削減活動を実施していることが評価され、国際NGOであるCDPから「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に選定されました。
この評価は、従来からのCDPプログラムである「気候変動」における質問項目において、サプライチェーンという観点で改善していくために昨年から開始されたもので、世界3,300社超を対象に、サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量削減やリスク低減活動への取り組みを調査・評価しています。花王は、サプライヤーに対する働きかけについて高い評価を得た企業として「サプライヤー・エンゲージメント・リーダー・ボード」に選定されました。今年は59社が選ばれ、うち、日本企業は花王をふくめ10社が選ばれました。
花王は、2009年に「花王 環境宣言」を発表し、2020年中期目標のひとつとして、「ライフサイクル全体におけるCO2排出量を2005年比で35%削減する」ことを目標に掲げています。今後も、ビジネスパートナーであるサプライヤーのみなさまと共に、気候変動、水や森林に関するリスクと機会について理解を深めていくと共に、製品のライフサイクルにおけるCO2排出量の削減を行ない、環境や社会に配慮した活動に取り組んでまいります。
CDPは、英国を拠点とし、気候変動などの環境分野に取り組む国際NGOです。世界の主要な企業・都市に対して、気候変動や水管理等にどのように取り組んでいるかについて情報開示を求め、調査・評価を行なっています。機関投資家の賛同を得て調査を行なっており、投資家から最も信頼されている評価機関のひとつです。
花王株式会社 広報部