発表資料: 2022年04月27日

  • ニュースリリース
  • 研究開発関連

「グリーン舗装」廃PETを活用したアスファルト舗装の高耐久化技術が「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2022」の準グランプリ・金賞を受賞

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、「「グリーン舗装」廃PETを活用したアスファルト舗装の高耐久化技術」により、一般社団法人「レジリエンスジャパン推進協議会」が実施する「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)2022」において、準グランプリ・金賞を受賞しました。
表彰式は、2022年4月27日(水)に赤坂インターシティ(東京都港区)にて行なわれます。

レジリエンスアワードとは

レジリエンスジャパン推進協議会は、産・学・官・民からなる団体で、政府と連携して国土強靱化への理解の促進、普及・啓発を行なっています。レジリエンスアワードは、次世代に向けた、強靭な国づくり、地域づくり、人づくり、産業づくりに資する活動、技術開発、製品開発等に取り組んでいる企業・団体に与えられます。

受賞技術の背景と概要

花王グループは、「きれいを こころに 未来に」をコーポレートスローガンに掲げ、「豊かな共生世界の実現」をめざしています。その実現に向けて、ケミカル事業部門では、ヒトと環境に配慮した社会インフラ構築に寄与する研究開発を推進。廃棄されるPET素材(廃PET)を原料の一部として用い、アスファルト舗装に添加することで耐久性を向上させる改質剤「ニュートラック 5000」を2020年12月に発売しました。すでに公道や店舗駐車場、物流センター、工場の舗装で採用が進んでいます。

画像

アスファルト改質剤「ニュートラック 5000」の特長

1. 廃PETをそのまま混ぜ込むのではなく、独自技術によって改質剤に生まれ変わらせています
2. 添加したアスファルト舗装の耐久性を最大で5倍高めます

アスファルト舗装が高耐久化することで、路面の損傷が低減し、補修工事に伴うCO2の発生を抑制することが可能です。また、多額の費用をかけずに利用者にとって安心安全な道路を長期間提供することにもつながります。

今後の展開

花王は、「ニュートラック 5000」を通じて、国内のみならず海外においてもヒトと環境に配慮した「グリーン舗装」の普及・促進に努めていきます。その一環として、自治体と一体となって各々の地域から排出される廃PETをその地域の道路舗装へ循環させる「循環型社会」へ向けたシステム構築も計画しています。
また、「ニュートラック 5000」は、廃PETの中でもリサイクルが難しいものを原料として利用しています。今後は、さらなる廃PET活用を推進するための研究開発を進めていく予定です。

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。

<一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会>

平成26年7月の設立以来、国土強靱化に関する総合的な施策づくりやその推進に寄与すべく、産・学・官・民からなる様々な研究会・ワーキンググループを立ち上げ、国に向けた国土強靱化に資する民間からの具体的提言を行うとともに、ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)の運営や様々なシンポジウム等の開催を通し、政府と連携して国土強靱化への理解の促進、普及・啓発を行っています。また、内閣官房国土強靱化推進室による「国土強靱化貢献団体の認証に関するガイドライン」に基づき、「国土強靱化貢献団体認証(レジリエンス認証)」の唯一の認証機関として平成28年4月に運営を開始しています。

Page Top