花王グループでは、新型コロナウイルス感染症に対する事業継続計画（BCP）を策定しています。
BCPについては、「感染予防・拡大抑止」、「感染者が発生し生産など事業に影響を及ぼす状況になった場合」、さらに「感染者が増加し通常の生産活動が困難になった場合」の3つの視点で計画を策定しています。
感染予防・拡大抑止については、社員の定期的な健康状況調査、テレワークが可能な職種では在宅勤務の推進、時差出勤、工場・物流拠点においても、できる限り人の接触を避ける対策などを行なっています。また、希望する社員と家族に対するワクチンの職域接種を実施しています。
感染者が発生し生産など事業に影響を及ぼす状況になった場合は、勤務体制の見直しを行なうと共に、応援生産などの対策案を立てています。
さらに感染者が増加し通常の生産活動が困難になった場合、生活必需品などを生産優先商品として設定しており、これら商品の生産供給を優先して進める計画です。
また、グローバルで物流の停滞による原材料の遅延や不足が課題となっており、生産優先商品を主に早期発注・管理を行ない、原材料の安定確保に努めています。