発表資料: 2021年12月27日

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Leave no one behind (誰一人取り残さない)
誰にとってもアクセスしやすいデジタル情報発信をめざして
全社でウェブアクセシビリティ強化の方針を決定

花王株式会社(社長・長谷部佳宏)は、誰にでも使いやすいウェブサイトの実現をめざし、ウェブアクセシビリティ確保の取り組みを2022年より開始します。

花王グループは、「豊かな共生世界の実現」というパーパスのもと、2025年まで5年間の中期経営計画「K25」では、Sustainability as the only path―未来の命を守る―をビジョンに掲げ、持続可能な社会に欠かすことのできない存在となることをめざしています。ESG戦略「Kirei Lifestyle Plan (キレイライフスタイルプラン)」においては、生活者の視点から持続可能でこころ豊かな暮らしの実現をめざし、環境や社会に配慮した取り組みを強化しています。

Kirei Lifestyle Planでは、生活者が快適な暮らしを自分らしく送るために、誰にでも使いやすい製品を開発・提供するユニバーサルデザインに取り組んでいます。情報発信においても、今後はウェブサイトで提供される情報や機能の利用しやすさ「ウェブアクセシビリティ」を確保し、より多くの利用者がより多くの利用環境から、より多くの場面や状況で、製品を選択したり使用したりするために必要な“情報”を、手軽に得られることをめざします。

インターネットは今や毎日の生活に欠かせない存在となり、幅広い年齢層の様々な生活者が利用しています。使用する機器もパソコン、スマートフォン、タブレットだけではなく、スマートスピーカーやウェアラブル端末など、ますます多様化していくと予想されます。より多くの人が自分に合った利用環境からウェブサイトを使えるようにするため、ウェブアクセシビリティの確保は欠かせません。「人にやさしい情報発信」をめざし、ウェブサイトのアクセシビリティ確保に全社で取り組んでまいります。

ウェブアクセシビリティ確保への今後の取り組み

①ウェブアクセシビリティ方針の策定

World Wide Web Consortium(ワールドワイドウェブコンソーシアム、W3C)が公表しているWeb Content Accessibility Guidelines(ウェブコンテンツアクセシビリティガイドライン、以下WCAG)2.1レベルAAを目標とした具体的な対応方針を定めた花王グループのウェブアクセシビリティ方針を2022年中に策定します。

②ウェブサイトの改修

上記のウェブアクセシビリティ方針に基づき、企業情報サイトおよび製品カタログサイトから順次改修を始めます。その他のサイトについても対応方法を検討し、ウェブアクセシビリティの改善を進めます。

③ウェブアクセシビリティに関する社内教育の実施

一過性の取り組みにとどまらず、ウェブサイトのライフサイクル全体を通じて継続的な改善を図るため、ウェブアクセシビリティの重要性や対応方法に関する社内教育を定期的に実施し、上記の方針に則した運用を徹底します。

年齢や、障がいの有無、利用している機器や環境などに関係なく、生活者の皆さまが花王のウェブサイトを利用しやすくすることで、花王のESGコミットメントの一つである、一人ひとりの自分らしい快適でこころ豊かな暮らしの実現に向けて情報を提供してまいります。

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。

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