トップメッセージ

代表取締役 社長執行役員
澤田 道隆

利益ある成長とESG活動の両輪で、グローバルで存在感のある会社をめざします。

株主の皆さまには、日頃、当社グループの事業活動・企業活動に格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。

当第2四半期累計期間(2018年1月から同年6月まで)において、当社グループの主要市場である日本のトイレタリー(化粧品を除くコンシューマープロダクツ)および化粧品市場は、堅調に推移しました。いずれの市場においても、Eコマースチャネルの構成がさらに高まり、インバウンド需要(訪日外国人による需要)は引き続き伸長しました。また、トイレタリー商品の平均単価は、前年同期に対して1ポイント上昇しました。
市場堅調の中、競合関係は厳しさを増しており、難しい事業環境となっております。このような状況の中、化粧品事業の改善やアジア事業の増収効果などにより、ほぼ予定線で推移することができました。

当第2四半期累計期間の配当金は、前年同期に対して6円増配の1株当たり60円といたしました。

当社グループは、2030年までに、1)特長ある企業イメージの定着、2)高収益グローバル消費財企業(売上高2.5兆円(うち海外1兆円)、営業利益率17%、ROE20%をそれぞれ超える)、3)ステークホルダーへの高レベル還元という目標を達成させ、グローバルで存在感のある会社「Kao」になりたいと考えており、当社グループが今後も持続的に成長するためには、財務的な戦略・取り組みだけではなく、非財務的な戦略・取り組みも、経営上の最も重要な課題の一つと位置づけております。

当社グループは、ESG(環境、社会、ガバナンス)への取り組みをコストでなく、将来への投資と位置づけ、長期的な成長と企業価値の向上をめざしております。今年7月には、よりグローバルな視点でESGを戦略的に推進するため、社長直轄の「ESG部門」を新設しました。当社グループは、花王らしいグローバルなESG活動を「Kirei Action」と名づけ、思いを込めたモノづくりで「コト」を創造し、すべてのステークホルダーの「ココロ」に届けることで、グローバルで持続的な成長につなげてゆきたいと考えております。

当社グループは、企業理念である「花王ウェイ」に掲げる「正道を歩む」を貫くことを全員で共有・実践しながら、「自ら変わり、そして変化を先導する企業へ」という中期経営計画「K20」のスローガンを自分事化させ、利益ある成長と社会のサステナビリティへの貢献の両立をめざしてまいります。

株主の皆さまには、こうした当社グループの事業活動・企業活動に引き続きご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2018年8月
花王株式会社
代表取締役 社長執行役員

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