トップメッセージ

代表取締役 社長執行役員
澤田 道隆

利益ある成長とともにESG活動を重視し、“グローバルで存在感のある会社”をめざします。

株主の皆さまには、日頃、当社グループの事業活動・企業活動に格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。

当第2四半期累計期間(2019年1月から同年6月まで)において、当社グループの主要市場である日本のトイレタリー(化粧品を除くコンシューマープロダクツ)および化粧品市場は、小売店の販売実績や消費者購入調査データによると、金額では堅調に推移しました。いずれのカテゴリーにおいても、Eコマースチャネルの構成がさらに高まっています。

このような状況の中、化粧品事業は好調に推移しましたが、ベビー用紙おむつは回復途上にあり、ケミカル事業では天然油脂価格下落に伴う販売価格調整の影響を受け、売上高は、前年同期に対して1.0%減の7,214億円(実質0.2%減)、営業利益は864億円(対前年同期44億円減)となりました。なお、中間配当金は、前年同期に対して5円増配の1株当たり65円といたしました。厳しい環境ではありますが、公表業績予想の達成をめざしていきます。

当社グループは、2030年までに、1)特長ある企業イメージの定着、2)高収益グローバル消費財企業(売上高2.5兆円(うち海外1兆円)、営業利益率17%、ROE20%をそれぞれ超える)、3)ステークホルダーへの高レベル還元という目標を達成させ、グローバルで存在感のある会社「Kao」へ、さらにステップアップしたいと考えています。

社会情勢や自然環境が大きく変わる中、当社グループは、財務面だけでなく、非財務面での戦略や取り組みも経営上の最重要課題のひとつと位置づけ、生活者が求める暮らしを実現するためのESG戦略として「Kirei Lifestyle Plan」を策定し2019年4月に発表しました。世界中の人々のめざすべき未来の実現のために「持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)」で掲げられた社会的課題と真摯に向き合い、環境法規制の強化や消費者のエシカルな動きなどを認識し、花王らしいアプローチで取り組んでまいります。そして企業理念である「花王ウェイ」に掲げる「正道を歩む」を貫くことを全員で共有・実践しながら、利益ある成長と社会のサステナビリティへの貢献の両立を推進してまいります。

株主の皆さまには、こうした当社グループの事業活動・企業活動に引き続きご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2019年8月
花王株式会社
代表取締役 社長執行役員

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