トップメッセージ

代表取締役 社長執行役員
澤田 道隆

利益ある成長とともにESG活動を重視し、“グローバルで存在感のある会社”をめざします。

株主の皆さまには、日頃、当社グループの事業活動・企業活動に格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。

2017年度は2020年までの4カ年にわたる花王グループ中期経営計画「K20」の初年度として、全社一丸となって活動し、8期連続の営業利益及び当期利益の増益、5期連続の営業最高益を達成するなど、順調にK20をスタートさせることができました。株主還元といたしましては、当期の年間配当金は、前期に対して16円増配の1株当たり110円とし、28期連続増配を達成することができました。

当社グループは、2030年までに、1)特長ある企業イメージの醸成、2)利益ある成長(売上高2.5兆円、営業利益率17%、ROE20%を超える高収益グローバル消費財企業になる)、3)ステークホルダーへの高レベル還元という目標を達成させ、『グローバルで存在感のある会社「Kao」』になりたいと考えています。K20は、この目標を実現するための重要な通過点であり、2020年までに、支える土台を築いておかなければなりません。
その土台の一つは、高いレベルでのグループ資産の最大活用であり、特にイノベーション提案を担う研究開発の資産の最大活用が必要です。これまで、基盤研究に注力し、本質を突き詰めた技術や素材を開発してきましたので、それらをフルに活用し、社会変革に寄与できるようなイノベーションの提案を進めてまいります。
もう一つの土台は、非財務的な取り組みの強化です。2015年の国連サミットで採択されましたSDGs(持続可能な開発目標)を踏まえた、持続的な社会の形成に寄与するための3つの要素であるESG、環境(Environment)、社会(Society)、ガバナンス(Governance)への対応が今後非常に重要となってきます。当社グループは、トイレタリー・化粧品分野のリーディングカンパニーとして、先進的かつ見本となる取り組みを進めてゆきたいと考えています。

当社グループは、企業理念である「花王ウェイ」に掲げる「正道を歩む」を貫くことを全員で共有・実践しながら、「自ら変わり、そして変化を先導する企業へ」というK20のスローガンを自分事化させ、利益ある成長と社会のサステナビリティへの貢献の両立をめざしてまいります。

株主の皆さまには、こうした当社グループの事業活動・企業活動に引き続きご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

2018年3月
花王株式会社
代表取締役 社長執行役員

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