社外役員メッセージ

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新社長選出にあたってのプロセスについて

社外取締役 取締役会議長

門永 宗之助

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2021年1月、長谷部佳宏氏が花王の新しい社長に就任しました。私は、取締役会の議長および取締役・監査役選任審査委員会の議長として、約1年間にわたって新社長選任のプロセスに関わってきましたが、求められる資質の議論からはじまり、候補者の選定、資質や適性の理解、それに基づく候補者の評価など、適切なステップを踏んで選任がなされたと考えています。選任審査委員会では最初に次期社長に求められる資質について議論を行ないました。その結果、1)過去に縛られず本質を見極めて革新を続けることができるか、2)構想力があり、それを社員が腹落ちするメッセージとして発信し実行できるか、3)将来に向けて新規事業を創造することができるか、4)機会を拡大し、その一方でリスクを極小化することができるか、そして5)花王の企業理念である「花王ウェイ」を体現できるか、の5つに集約されました。次に、幅広い選択肢の中から候補者を絞り込み、委員会メンバーとそれらの候補者との直接の接点が得られる機会を設けるなど、候補者への理解を深めました。それらを踏まえて、候補者についての議論を重ね、花王の次期社長に求められる資質と照らした結果、選任審査委員会として長谷部氏が適任である旨を取締役会に答申しました。取締役会では、それまでのプロセスや審議結果を共有した上で議論が行なわれ、全員一致で長谷部氏の選任案が承認されました。
新型コロナウイルス感染症の影響で大変厳しい経営環境でのスタートとなりましたが、長谷部氏には積極果敢に革新を続け、花王のビジョンの実現をめざして攻めの経営を推進してもらいたいと思います。

自由かつ建設的な議論を通じて
「K25」の実現と企業価値向上に貢献していきます

社外取締役

林 信秀

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私は、取締役会の究極の目的は中長期な企業価値を向上させること、そして会社の実態に応じたガバナンス体制をしっかり整備することであると考えています。2020年度は次期中期経営計画「K25」を策定する年でした。最初は「K25」のイメージの議論から始まり、取締役会で複数回にわたり深い議論を行なうほか、途中では全社外役員を含めて丸一日かけて集中的に討議を行なうなど、執行側と社外役員との意思疎通も十分に行なった上で「K25」が策定されました。これらを通じて、花王のめざすべき姿やビジネスモデル・人財戦略の方向性について議論を深めることができたと思います。2021年1月から「K25」はスタートしましたが、これからは「K25」を戦略的に社内外に浸透させていきながら、ロードマップに基づいて年次PDCAを徹底することが求められます。また、「K25」を推進するために必要な人財要件を特定して、育成計画や外国人を含めた外部人財登用について議論することも必要だと思います。そして、取締役会での議論が組織に根づいているかどうかを検証し、課題があればその解決策を取締役会で議論することも大切です。花王の取締役会全体の構成はよくできていると思いますので、これからも社内外分け隔てなく自由かつ建設的な議論を行ない、「K25」の実現、そして企業価値の向上に貢献できればと思います。

花王グループ全体のガバナンス向上に
貢献していきます

社外監査役

岡 伸浩

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2018年3月に社外監査役に就任して以来、すべての取締役会・監査役会に出席しています。取締役会では、常に花王ウェイの精神を軸に社内外・役職に関わりなく、自由闊達な議論が展開され、実効性の高い運営がなされています。内部統制については、現在、より実効性を高めるための体制の構築と運用の見直しが進められており、監督機能を担う取締役会においてもさらに議論を深めたいと思います。リスク・危機管理の面では、不祥事の発生防止に最大限努めるとともに、万一予期せぬ問題が発生したとしてもその影響を最小限に留めるべく、監査役として情報の迅速な伝達や的確な初期対応などを実現できるよう注力しています。
私は、子会社の花王グループカスタマーマーケティング株式会社の監査役も務めており、花王グループ全体のグループガバナンスの向上の観点からも貢献したいと考えています。花王グループでは、花王の監査役が中心となり、国内関係会社の監査役が参加する関係会社監査役連絡会を開催していますが、こうした機会に適切な監査役の在り方について発信し、活性化に向けて尽力したいと考えています。また、監査役会でも年に1回実効性評価を実施し、2020年度には監査役報酬諮問委員会を設置するなど新しい取り組みが行なわれており、これらの施策が花王のコーポレートガバナンスのレベルを高め、さらなる企業価値の向上を支える基盤となっています。

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