監査に関する取り組み

監査に関する取り組み

監査役は、取締役会に出席し、法令・定款の遵守、経営意思決定プロセスや内部統制環境の整備・運用状況などを監査し、必要に応じて意見表明を行なっています。
2020年度は、花王の新型コロナウイルス感染症拡大防止措置に基づき、リモート監査活動を併用して監査品質を維持しています。
常勤監査役は、経営会議、内部統制委員会およびその関連の委員会などの重要会議に出席するほか、工場・研究所などへの往査、事業部門・機能部門に対するヒアリング、国内外の関係会社調査ヒアリングも行ない、これらヒアリングには社外監査役も適宜参加しています。こうした監査活動を通じて得た所見・所感に基づき、監査役全員による花王の代表取締役との意見交換会ならびに社外取締役との意見交換会を実施し、必要に応じて提言を行なっています。

2020年度 重点監査項目

監査役会において、基本となる重点監査項目を次の通り定め、監査役監査を行ないました。

取締役の業務執行に関する監査
内部統制システムの整備・運用状況の監査
危機管理・リスクマネジメント・コンプライアンスリスクの監査
財務報告および情報開示についての監査
情報保存管理体制の監査

監査役会の実効性評価

監査役会は、毎年1回、監査役・監査役会の活動の実効性について評価を実施しております。2020年度は、2021年2月に開催された監査役会にて、「花王監査役・監査役会の実効性の自己評価」に関する着目視点リストも参照し、2020年度の活動について各監査役が意見を述べ、それに基づき監査役全員で議論し、評価しました。議論の結果は、取締役会へ報告し、次年度の監査計画に組み入れ活動を一層充実させていきます。主な評価結果は、以下の通りです。

現況

監査役は、取締役会に出席し、経営意思決定プロセスや内部統制環境の整備・運用状況などを適法性・妥当性の観点から監査し、必要により意見表明を行なっています。
常勤監査役は、経営会議、内部統制委員会および傘下の委員会などの重要会議に出席し、執行状況および内部統制の整備・運用が適切に実行されているかを確認しています。また、工場・研究所・事業部門・機能部門および国内外の子会社への監査を実施し、社外監査役も適宜出席しています。当期は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止措置に基づき、リモート監査を併用して監査品質を維持しています。
これらの監査活動を通じて得た所見・所感に基づき、当社および当社の重要な子会社の代表取締役との意見交換会ならびに社外取締役との意見交換会を実施し、必要に応じて提言を行なっています。
監査役会では、それぞれの経験や専門性に基づいて、客観的な視点も取り入れながら忌憚ない意見交換がなされており、総じて有効に機能しています。
取締役会においても、監査役会の活動を逐次発信する機会を持っています。
国内グループ会社監査役との意見交換会では、社外監査役からの講演の機会を持ち、グループ各社の監査役業務・内部統制に関する意見の交換を実施しています。

活動実績

重要会議への出席:69回
取締役との意見交換会:6回
工場・研究所・事業部門・機能部門および国内外の子会社監査:105回(第一ディフェンス・ライン:90回、第二ディフェンス・ライン:15回)
三様監査関連:44回

課題

花王中期経営計画「K25」の開始にあたり、事業環境の変化や事業拡大に適切かつ柔軟に対応するために、以下の提言や検討などを行ないます。

グローバルに内部統制の整備・運用の両面から実効性と効率性が図れるよう、提言を行なっていきます。
子会社監査役がより有効に機能するためのしくみを強化していきます。
監査の進め方を継続的に検討していきます。

内部監査の状況

経営監査室は、社長執行役員の直轄組織として、独立的・客観的立場で、花王およびグループ会社の経営活動全般について、法令遵守、財務報告の適正性、業務の有効性・効率性の視点から内部監査を行ない、内部統制の有効性について合理的な保証を与えるとともに、改善提案を通して内部統制の充実を図っています。また、経営会議および取締役会に定期的に内部監査活動結果を報告しています。
子会社管理に関しては、子会社が花王に対し事前承認を求める、または報告すべき事項をグループ会社管理規程(ポリシーマニュアル)に定めています。当該規程に基づき、経営監査室による内部監査での指摘事項と対応策およびその結果について、子会社の役員会で共有することになっております。経営監査室は、定期的および必要の都度、監査役と内部監査活動状況に関して情報交換・意見交換を行なっています。また、財務報告に係る内部統制の整備・評価や内部監査の活動状況について、会計監査人と適宜情報共有を行ない、相互連携に努めております。

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