発表資料: 2020年03月17日

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花王、「プラスチックボトルレス化」を推進
この春より「スマートホルダー」の店頭販売を本格的に開始

花王株式会社(社長・澤田道隆)は、2020年4月11日より、シャンプーとコンディショナーのつめかえ用フィルム容器をセットするだけで、つめかえずに繰り返し使える「スマートホルダー」の店頭での販売を拡大し、本格的に開始します。これは、花王のESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)の注力アクションである「リデュースイノベーション」の取り組みのひとつで、「Kirei Lifestyle Plan」の19の重点取り組みテーマのなかでは、「ごみゼロ」に貢献するものです。

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花王グループは、毎日の暮らしの中で使用する製品を提供する企業の責務として、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。2019年4月にはESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」を策定し、19の重点取り組みテーマを設定。花王グループがこれまでの企業活動の中で培ってきた「よきモノづくり」の思想を「ESG視点でのよきモノづくり」へと高め、環境や社会に配慮した取り組みを強化しています。

社会的課題のひとつであるプラスチックごみ問題に対しては、花王はこれまでも、プラスチック包装容器の薄肉化、つめかえの促進、濃縮化、大容量化などによって貢献してきました。また、2019年9月には、プラスチック循環社会の実現に向けて「リデュースイノベーション」「リサイクルイノベーション」に注力していくことを発表しています。その一環として、新しいフィルム容器活用の提案を通じた「プラスチックボトルレス化の加速」に取り組んでいます。

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花王は2016年に、シャンプー・コンディショナー・全身洗浄料など、粘度の高い製品向けのつめかえ用製品「ラクラクecoパック」を発売しました。「ラクラクecoパック」は、よりつめかえやすくなっただけではなく、フィルムでできているため、本品容器に比べプラスチック使用量が約80%削減できます。そのため、製造から使用、廃棄までの過程で生じるCO2排出量も約3%削減しています。今回店頭での販売を開始する「スマートホルダー」は、「ラクラクecoパック」をセットする(つけかえる)ことで、つめかえずに繰り返し使用することができます。さらに、「スマートホルダー」は「ラクラクecoパック」を最後まで無駄なく使用することができ、底がヌメりにくい衛生的なつくりになっています。2017年の発売以来、主にオンラインショップで販売してきましたが、店頭で販売を本格化することで、より多くの消費者が手に取りやすくなり、その簡便さから、環境負荷の低いつめかえ用「ラクラクecoパック」の使用をさらに促進することができると考えています。

花王グループは、今後も、花王らしいESG活動をグローバルに展開し、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティへの貢献に取り組んでまいります。

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。

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