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花王、第3回「がんアライアワード」でゴールドを受賞
花王株式会社（社長・澤田道隆）は、がんを治療しながら働く「がんと就労」問題に取り組む民間プロジェクト「がんアライ部」（発起人：功能聡子、岩瀬大輔）が主催する、第3回「がんアライアワード2020」において、このたび、ゴールドを受賞しました。
「がんアライアワード」とは
「がんアライアワード」とは、がんを治療しながら働く人を応援する団体を表彰するものです。参加企業は、がん罹患者の味方「アライ（Ally）」であることに加え、がんとともに働きやすい企業であることを宣言したうえで、具体的な取り組みについて審査を受けます。選考会では、「がんアライ部」の発起人をはじめ、運営事務局によって、「風土づくり」「相談できる環境づくり」「制度」の観点で審査が行なわれ、「ゴールド」「シルバー」「ブロンズ」の各賞が付与されます。2020年はゴールド16社、シルバー12社、ブロンズ2社の計30社が受賞しました。
花王の主な取り組み
【「健康経営」の取り組み】
・2008年にトップメッセージとして花王グループ健康宣言をおこない、「健康づくり」5つの取り組み（1.生活習慣病、2.メンタルヘルス、3.禁煙、4.がん、5.女性の健康）を中心に健康づくり活動を推進しています。
・ヘルスリテラシーの高い社員を増やすため、健康づくり活動の見える化をすすめ、PDCAサイクルを回しながら社員の健康度を上げていく「健康経営」に取り組んでいます。
【社内の枠を超えた取り組み】
・JHD&C夏休み親子イベント「ヘアドネーションと髪を学ぼう！」への参加
日本で唯一、頭髪に悩みを抱える子供に無料でウィッグを送るNPO法人「JHD&C」とのつながりで、2019年に「JHD&C夏休み親子イベント『ヘアドネーションと髪を学ぼう！』」に「JHD&C応援団」として参加しました。親子でヘアドネーションカットや毛髪の仕分けを体験し、企業ブースでは髪の毛のしくみや上手なシャンプーの仕方などを学んでいただきました。
・CancerXへの協賛
“がんになっても動揺しない社会”の実現を目的に、医・産・官・民・メディアなどコレクティブインパクトで、がんに関する社会課題の解決をめざす一般社団法人「CancerX」の方針に賛同。「CancerX Summit2020」に協賛企業、ボランティアスタッフとして参加しました。
今回の「がんアライアワード2020」ゴールド受賞は、がんに対する理解を促す風土づくりを進めるため、花王社員とその家族の健康度を上げていく「健康経営」の取り組みと制度の中心にがんを取り入れていることや、これらの社内の枠を越えた取り組みが評価されたものです。
夏休み親子イベント「ヘアドネーションと髪を学ぼう」の様子
「CancerX Summit2020」開催時の集合写真
花王グループは、2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」（キレイライフスタイルプラン）を策定し、「社員の健康増進と安全」「受容性と多様性のある職場」を重点取り組みテーマとして掲げています。今後も、花王らしいESG活動をグローバルに展開し、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティへの貢献に取り組んでまいります。