参考資料: 2020年03月02日

  • ニュースリリース
  • 経営・財務
  • サステナビリティ
  • 受賞

花王、令和元年度「第16回LCA日本フォーラム表彰」において
最高賞の経済産業省 産業技術環境局長賞を受賞

花王株式会社(社長・澤田道隆)は、このたび、令和元年度「第16回 LCA*1 日本フォーラム表彰」において、「サプライヤー様と一緒にeco」の活動で、最高賞である、経済産業省 産業技術環境局長賞を受賞しました。

  • * 1 Life Cycle Assessment:製品ライフサイクル全体のCO2排出量削減に対する評価

「LCA日本フォーラム表彰」は、LCAに関わる優れた取り組みを顕彰しており、製品のライフサイクルから環境負荷削減に取り組む企業、組織、研究者を応援することを目的としています。

花王グループは、毎日の暮らしの中で使用する製品を提供する企業の責務として、製品のライフサイクル全体を通じた環境負荷の低減に積極的に取り組んでいます。2019年4月にはESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定し、19の重点取り組みテーマを設定。経営にESGの視点を導入することで、事業の拡大と消費者や社会へのよりよい製品・サービスの提供を推進しています。今回の受賞は、サプライヤーと一緒に実施している、環境負荷が大きい原材料調達の過程における環境負荷低減の活動と、LCA評価の精度向上が評価されたものと考えています。

具体的には以下の活動を実施しています。
●高CO2負荷原料の納入サプライヤーを対象に、LCA評価の精度向上をめざし、納入原料のCO2負荷量の情報を収集

●重要サプライヤーを対象に、納入原材料の環境負荷の積極的低減をめざし、CO2排出量の管理並びに削減状況を、CDPサプライチェーンプログラム*2 に参加し調査

●すべてのサプライヤーを対象に、環境全般の管理状況を、Sedex*3 または独自の質問票で調査実施中

●パーム油、紙・パルプのサプライヤーを対象に、森林・農園までのトレーサビリティを調査。さらにサプライヤーの取り組み状況を、CDPサプライチェーンプラグラム*2 に参加し調査

  • * 2 CDPは、英国を拠点とし、気候変動などの環境分野に取り組むNPO。サプライチェーンプログラムは、メンバー企業が自らのサプライヤーに対し、気候変動・水・森林に関わる情報開示をCDPプラットフォームを用いて求める取り組み
  • * 3 Supplier Ethical Data Exchange:グローバルサプライチェーンにおける倫理的かつ責任あるビジネス慣行の促進を目的に、労働基準、健康と安全、環境、ビジネス慣行に関する情報の共有と確認を行なう世界最大規模の協働プラットフォーム

花王グループは今後も、サプライヤーと一緒に環境負荷低減に積極的に取り組むなど、花王らしいESG活動をグローバルに展開し、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティへの貢献に取り組んでまいります。

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。

ニュースリリース内を検索

詳細検索
発表年月
から
まで
タイプ
タグ

ニュース内を検索

詳細検索
発表年月
から
まで
タイプ
タグ
Page Top