地表に届く紫外線は、UVBとUVAの2種類があります。SPFはUVBから、PAはUVAから肌を守る効果の目安です。
Sun Protection Factorの略で、UVBの防止効果を表します。
数値が高いほど効果がありますが、SPF50より高い値はSPF50+で表示しています。
Protection Grade of UVAの略で、UVAの防止効果を表します。
これまでは「PA+」「PA++」「PA+++」の3段階でしたが、2013年から「PA++++」を加えた4段階になりました。「+」の数が多いほど防止効果があります。
下の図を参考にして、使用する場面に適したSPF、PAの日やけ止めをお選びください。
ただし、せっかく日やけ止めや紫外線防止剤入りの乳液などを使っても、十分な量を肌にムラなくつけないと、効果が期待できないこともあります。
製品の表示に従って、十分な量をつけるようにしましょう。
汗で日やけ止めが流れたり、塗った部分を手やタオルなどでこすったりした時は、こまめにつけ直すようにしてください。
また、日射しが強い時は、帽子や日傘などで日射しを遮り、紫外線が肌に直接当たらないようにすることも大切です。
生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方