• 子どもたちの笑顔と成長を応援

毎日の暮らしの中で、
子どもたちを守る清潔習慣づくり

清潔の習慣は、健やかに成長するためにも、小さい時から身に付けることが大切です。
特に「手」は、いろいろな場所を触ったり、食べものを口に運んだりするため、常に清潔に保ちたい部分。
さらに、学校のような集団生活を送る場所では、お互いに「手」から、汚れや菌をうつしあってしまいます。
そこで花王は、小さな子どもでもきちんと汚れを落とせるハンドソープを開発し、手をきれいに洗うコツを歌で覚えてもらう出張授業を継続して実施しています。

子どもたちの清潔のための“よきモノづくり”

従来、主流だった液体タイプのハンドソープは、子どもたちにとっては手のすみずみまで泡を広げることが難しいものでした。そこで2004年、花王はポンプを押すだけで泡が出て、弱酸性でやさしく洗えるハンドソープを発売しました。以来、子どもの小さな手でも使いやすい形状のポンプにしたり、しつこい油汚れを落としやすくしたりする改良を進めています。
しかし、このように子どもたちに使いやすい製品があっても、実際の手洗いの様子を調査すると、ほとんどの子どもたちが手をきちんと洗えていないことがわかりました。そこで花王は、正しい手の洗い方を知ってもらうための出張授業「手洗い講座」を開発し、2009年から実施しています。

泡立てが苦手な子どもでも、簡単に手のすみずみまで広げられる泡で出てくるハンドソープ

「手洗い講座」のポイント

歌で洗い方のコツを覚える

正しく手を洗うには、ハンドソープを使って、手のひら、手の甲、指の間、手首など手のすみずみまで40秒以上かけて洗うことが必要です。そこで花王は、正しく手を洗うための6つのポイントを歌にした「あわあわ手あらいのうた」をつくりました。歌に合わせて、順番にポーズをとって手を洗うと、手全体をきれいに洗うことができます。
この歌は、花王のウェブサイトで動画やポスターなどで公開しており、学校や社会福祉施設・病院などでの教育にも使われ、多くの子どもたちに知られています。

手を洗う6つのポイントを楽しく歌で習得

クラス全員が実習に参加

「手洗い講座」は小学校の低学年を対象に、毎年約100校で実施しています。講座では、まず手を洗うことの大切さを学び、「あわあわ手あらいのうた」を歌いながら手の洗い方を覚えます。その後の実習では、クラス全員が汚れに見立てた塗料を手全体につけてから手を洗い、残った汚れを確認することで、洗うのが苦手な場所を見つけます。
こうして「ちびっこ手洗い名人」となった子どもたちは、今度は家族をはじめとする周りの人にも、正しい手洗いを伝えていきます。花王では、この出張講座以外にも、先生を通じて子どもたちへ手洗いの大切さを啓発する教材を用意しており、これまでに、日本の小学校の半数にあたる約1万校に提供しています。

正しい手洗いのポーズを学んでから実習

社員が講師として参加

「手洗い講座」には、必ず花王グループの各社・各部門から複数の社員が講師として参加します。そこには、45分間という限られた時間の中で、実際に製品を使って、子どもたち一人ひとりをきちんと指導し、楽しくきれいになってもらいたいという思いが込められています。講師として「手洗い講座」を体験した社員たちは、子どもたちの笑顔を見て、たくさんの気づきを得ています。製品を提供することは、正しい使い方も伝えてこそ意味があること。社会に役立つ“よきモノづくり”とは何なのか、自分の役割として考えること。社員一人ひとりが持ち帰った思いは、それぞれの現場で活かされています。

教室に戻る子どもたちと社員がきれいになった手でハイタッチ 

世界に広がる「手洗い講座」

「手洗い講座」は、台湾、タイ、インドネシアなど海外でも実施しています。一人でも多くの子どもが清潔で健やかに成長するために、花王はこれからも「手洗い講座」を広げていきます。

台湾の小学校での「手洗い講座」

Voice

子どもたちの声

訪問した小学校の子どもたちから、お礼のお手紙や絵日記をいただきました。

「わたしは、おうちにかえったらおにいちゃんとおかあさんといっしょにやりたいです。(中略)もっともっときれいにして、みんなの手にばいきんをうつさないようにきをつけたいです」
「てあらいのべんきょうをしました。てあらいをするうたのところがたのしかったです。てあらいのうたをおぼえてうちでもやります」

担当者の声

「子どもに対する使いやすさ、肌へのやさしさ、汚れの落としやすさも考慮しながら、さらなる改良を進めていきます」
「製品は、その役割と使い方が正しく伝わることで、その価値が向上すると考えています。『手洗い講座』は、子どもたちに向けてそれを具現化する活動だと考えています」

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