参考資料: 2017年06月12日

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平成29年度全国発明表彰で「水性インクジェット用顔料インク LUNAJET」の特許が「発明賞」を受賞

花王株式会社(社長・澤田道隆)は、公益社団法人発明協会主催の平成29年度全国発明表彰において、「水性インクジェット用顔料インク LUNAJET(ルナジェット)」の特許で、「発明賞」を受賞しました。
全国発明表彰は、日本の科学技術の向上と産業の発展に寄与することを目的に、公益社団法人発明協会が、多大な功績をあげた発明を表彰するものです。
なお表彰式は、6月12日、ホテルオークラ東京(東京都港区)にて行なわれます。

1.受賞内容
全国発明表彰 発明賞

2.発明名称
インクジェット記録用水系インクの発明(特許第4861810号)

3.発明の概要
本発明は、フィルム等の水を吸収しない基材への印刷に有効なインクジェット記録用水性インクの技術に関するものです。
フィルムを用いた軟包装印刷、特に食品包装分野では安全・安心への要望が高いことから消費者のみならず、印刷作業環境やサステナブル社会の視点からも水性インクジェットインクへの期待が高まっています。しかしながら、フィルム印刷において、水性インクジェット用顔料インクには、インク乾燥性に起因する画質低下の課題があり、実用化できていませんでした。
本発明を実施している「水性インクジェット用顔料インク LUNAJET」は、インク中の顔料の分散安定性を飛躍的に向上させることで、インクジェット方式での吐出安定性を確保しつつ、インク中の顔料の高濃度化とフィルム基材表面でのドット径の拡張により、顕著にインクの乾燥性向上と画質向上が可能となります。
本発明によって高画質化を実現できるVOC(揮発性有機化合物)レス設計の水性インクジェット用顔料インクは、非反応型かつ非危険物で安心・安全なデジタル印刷を可能とし、さらにデジタル印刷による多種多様な印刷デザインへの対応と廃棄物削減による環境負荷の低減などに対して社会貢献に寄与するものです。この新たな技術価値を生み出した花王の「水性インクジェット用顔料インク LUNAJET」に対する高い評価が、発明賞の選定基準である「実施効果が顕著」「新しい技術の発展性を創出」に合致したものと考えています。

花王はこれからも、社会的課題の解決に貢献することをめざして、革新的で価値の高い商品づくりとサービス提供に挑戦していきます。

お問い合わせ

花王株式会社 広報部

03-3660-7041~7042
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