花王の環境への取り組みから、
その一部をご紹介します。
2009年、花王は「環境宣言」を発表しました。これはエコロジーを花王の経営の根幹に据え、製品に関わるライフサイクル全体を通じて、消費者やビジネスパートナー、社会とともに“いっしょにeco”に取り組むことを宣言したものです。
その情報発信基地として、和歌山工場内に開設したのが、花王エコラボミュージアムです。
ここでは、地球環境の現状を知りながら、花王の取り込みと先端のエコ技術を体験できます。また、付属の温室(バイオマス研究棟)では、洗剤の主原料であるココヤシやアブラヤシをはじめとしたさまざまな植物が植えられており、その生態をより深く知ることで、次世代に向けた植物由来原料の研究を行っています。
花王エコラボミュージアムは、洗剤の原材料の調達から生産、物流・販売、使用、廃棄までの「製品のライフサイクル」を中心に環境に配慮したモノづくりを展示をしています。
製品のライフサイクル各段階で排出されるCO2の割合をみてみると、最も大きい割合を占めるのが使用段階で39%、2番目が原材料調達段階で38%です。
花王は製品のライフサイクルの全段階でCO2を減らす取り組みを、消費者やビジネスパートナー、社会といっしょに進めています。
2018年実績