
エビデンスに立脚したモノつくりを加速する肌内部観察技術

肌を傷つけずに内部を可視化するJM-OCT(Jones matrix optical coherence tomography)で計測されるデータに、花王独自のアルゴリズムと三次元(3D)化技術を応用し、リアルに肌内部を可視化する技術。
肌に光を当て、その反射光の特性(位相や偏光)から、肌の内側の組織構造や状態を空間データとして取得するのがJM-OCT。例えば深いシワにかかわる真皮構造のほか、コラーゲン線維や血管・リンパ管などの器官の状態まで捉えることができる。

得られた光の反射パターンから128枚の断層画像を取得し、肌の内側をリアルな3D空間として再現。従来は個別にしか観察できなかった複数の構造を、統合して表示。

肌を傷つけない非侵襲の計測だからこそ、同一部位を繰り返し観察することが可能。例えば、刻々と変化する血管の様子を“動画のように”可視化し、絶えず変化する皮膚の状態を、ありのままに再現できる。
【研究レポート】7秒で計測。切らずにここまで肌の中が見える!
https://www.kao.com/jp/newsroom/news/release/2022/20220120-002/