2019年09月13日

「社会起業塾『キックオフ研修』講演会」を開催

~社員の社会課題理解と気づきの場として~

8月26日(水)、茅場町事業場で「社会起業塾『キックオフ研修』講演会」を開催し、日本電気(株)・花王(株)から109名の社員が参加しました。

花王は、2010年より、社会課題をビジネスの手法で解決しようとする若手社会起業家の育成を支援する「社会起業塾イニシアティブ」に、オフィシャルパートナーとして参画しています。このプログラムは「特定非営利活動法人ETIC.(エティック)」との協同事業で実施しており、花王のほかに、「日本電気」も参画しています。「花王社会起業塾」では、特に「これからの新しい生活文化をつくる」をテーマとして、生活者に寄り添い、よりよい暮らしに向けた基盤づくりに取り組む社会起業家の育成を通じて、新しい社会価値の創造に寄与していきたいと考えています。

今年度の新たな試みとして、社会起業家も企業も一緒に学び合う場をつくるため、社会起業家にとって初めての研修となる「キックオフ研修」の一部を、日本電気と花王の社員にオープンにする機会を設けました。当日は、今年度花王が助成する「孤立した子ども・若者への支援」や「地方創生」、「女性のQOL向上」などの課題解決に取り組む3組の社会起業家や日本電気が採択した起業家の事業をご紹介いただきました。また、IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]代表の川北秀人氏に、「よい社会起業家とは」というテーマでご講演していただきました。

参加した社員からは、「若手の社会起業家の一歩踏み出す行動力があることを実感し、自分の業務に取り入れないといけないと感じた。」「社会起業塾の現場を知って、その熱と考え方を今後の仕事や人生に活かしたいという『学び』があり、とても良かった。」など、さまざまな気づきがありました。

これからも、社会起業家と社員との交流の機会を積極的につくっていきたいと思います。

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さまざまな部門や年代の社員が集まって、若手社会起業家の取り組みを聴講

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熱のこもった川北氏の講演

■花王が支援している社会起業家について

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