2019年09月30日
花王株式会社と味の素株式会社、株式会社イースクエアの3者で活動している「食とくらしのサステナブル・ライフスタイル研究会」*1 (以下、研究会)は、川崎市と共同で、『食とくらしがつくる地球の未来 みんなでいっしょに考えよう ~夏休みチャレンジ2019~』を、7月20日、8月7日、8月24日の3日間にわたって開催。川崎市の小学5年生とその保護者22組にご参加いただきました。
このプログラムは、研究会と川崎市が共同で開発したもので、2016年から毎年夏休み期間に実施しています。川崎市の環境関連施設や花王の川崎工場、味の素の川崎工場の見学や、身近な生活のエコから地球環境やSDGsまでを考えるワークショップからなっています。こうしたプログラムを通じて、未来を担う子どもたちが、毎日の自分の暮らしと地球規模の環境課題との「つながり」について考え、家族や地域とともに、未来のこころ豊かな暮らしのために、環境視点から正しい選択と行動ができるようになってもらうことをめざしています。
企業と自治体が連携し、NPO/NGOや学校関係者、大学生の協力もいただきながら、地域ならではの体験型環境教育プログラムとして実践しているこの取り組みは、SDGsの17の目標のうち、目標12「持続可能な消費と生産のパターンを確保する」、なかでも特に、8つ目のターゲット「2030年までに、あらゆる場所の人々が持続可能な開発および自然と調和したライフスタイルに関する情報と意識を持つようにする」にも合致しています。
研究会では、ここで得た学びや気づきを活かして、生活者のみなさまが、よりサステナブルなライフスタイルを考え、楽しく実践できるよう、これからもさまざまな活動に取り組んでまいります。
川崎市の航空写真から、環境施設を次々と発見
資源化処理施設では、手作業でごみを仕分けしていて、びっくり!
味の素のほんだし工場で真剣に話を聞く子どもたち
思わず笑みがこぼれる、おいしい「エコうまランチ」
花王の生産ラインでのさまざまなエコな工夫に納得
毎回、参加者全員で記念撮影
宿題やグループワークの結果をみんなで共有
3日間、お友達や保護者といっしょに頑張った子どもたちに修了証を授与