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2020年09月09日

「JSEC2019(第17回高校生・高専生科学技術チャレンジ)」花王賞・花王特別奨励賞受賞校による研究交流会をオンラインで開催

花王は、高校生の理科教育の質の向上に貢献するため、「JSEC(高校生・高専生科学技術チャレンジ)」(主催:朝日新聞社、テレビ朝日)に協賛し、毎年優れた作品に花王賞、花王特別奨励賞を贈呈しています。
花王は2005年の第3回から協賛を始め、2016年からは、特別協賛社として、さらに注力して支援を行なっています。

初の試みとして研究交流会をオンラインで開催

今回は、初の試みとして「JSEC2019」で花王賞を受賞した福島県立福島高等学校と、花王特別奨励賞を受賞した鳥取県立鳥取西高等学校、熊本県立宇土高等学校の3校の皆さんとの「研究交流会」をオンラインで開催し、85名の社員と受賞校の皆さん、朝日新聞社など、総勢103名が参加しました。

はじめに、花王の研究員から花王の技術開発の紹介をし、その後、各受賞校の皆さんに受賞した研究内容を発表していただきました。
受賞校の皆さんは、花王の審査員や参加者の質問に堂々と真摯に答え、受賞校同士の意見・情報交換も積極的に行なわれ、非常に活発な交流会となりました。

参加した社員からは「専門家のアドバイスも受けながらも高校生が主体的になって仮説・実験・検証を行なう姿勢がとてもすばらしいと思います。」「テーマの着眼点や発想、研究をひたむきに続ける努力と工夫に感動しました。」など、優れた研究に対して、称賛の声が多数寄せられました。
また、受賞校の皆さんからも、「たくさんの刺激を受け、もっと頑張らなくてはと、前向きな気持ちになりました。」「コロナの影響により多くの発表の機会が失われている中、多くの方の前で発表できたことを大変嬉しく思っています。」などの声をいただきました。

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各受賞校の皆さんと花王の審査員等で記念撮影

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花王の研究員からの質問に、真剣に答える宇土高校の皆さん(右上)

花王は科学技術でよりよい未来に貢献するため、これからも若い研究者の育成を応援してまいります。

※例年、受賞校の皆さんを花王の研究施設にお招きし、見学や研究交流会を実施していますが、今年は新型コロナウイルスの影響により、企画を変更いたしました。

JSEC2019受賞校

花王賞
・プラズマによる気流制御技術を用いた小型風力発電風車の製作
(福島県立福島高等学校 石川悠さん、横山佳観さん)

花王特別奨励賞
・スナヤツメ(Lethenteron.sp)のアンモシーテス幼生に見られるLip Sway行動
(鳥取県立鳥取西高等学校 松本生成さん、久野伊織さん、田中宏紀さん)

・屈折率の研究3  Z ゾーンの全容解明と屈折率アプリによる糖度の可視化
(熊本県立宇土高等学校 窪田瑛仁さん、吉野泰生さん、四海成々実さん)

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