花王株式会社(社長・澤田道隆)は、このたび、世界の代表的な社会的責任投資(SRI)指標である「Dow Jones Sustainability World Index (DJSI World)」「Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index (DJSI Asia Pacific)」の構成銘柄に6年連続で選定されました。
DJSIは、米国S&Pダウ・ジョーンズ社とスイスのSAM社が開発した株式指標で、環境、社会、ガバナンス(ESG)といった重要な因子から企業活動を分析し、持続可能性(サステナビリティ)に優れた企業が選定されます。2019年度は、世界の大手企業約2,500社から318社がDJSI Worldに選定されました。
花王は、ガバナンスを含む経済面では、品質保証、研究開発の取り組み、環境面では、環境報告やプロダクトスチュワードシップ、気候変動対策、包装容器の取り組み、社会面では、社会的報告の取り組みが高い評価を得ました。ロベコSAM社のESG指標の責任者であるManjit Jus(マンジット・ジャス)氏は、「花王がDJSI WorldとDJSI Asia Pacificに選定されたことを喜ばしく思います。当指標は、今後のサステナビリティ経営を志す企業にとってめざすべき水準を高めていると考えています。20周年を迎えた今年は、過去最多数の企業が参加しており、ESG経営を推進するうえでDJSIが最も適した指標であることを示しています」とコメントしています。
花王グループは、2019年4月にESG戦略「Kirei Lifestyle Plan」(キレイライフスタイルプラン)を策定しました。ESG部門の統括Dave Muenz(デイブ・マンツ)は、「昨年に引き続き、構成銘柄に選定されたことを喜ばしく思っています。花王が事業戦略にESGの視点を導入し、積極的な取り組みを続けていることが評価されたと感じています。これからも『Kirei Lifestyle Plan』を通じて世界中の消費者に貢献し、持続可能な社会の実現に向けて、業界を先導していきます」とコメントしています。
花王グループは、花王らしいESG活動をグローバルに展開し、世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティへの貢献に取り組んでまいります。
花王株式会社 広報部
※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。