Q.

【成分・働き】日焼け止めなどの表示にあるSPFやPAって何?


A.

地表に届く紫外線は、UVBとUVAの2種類があります。SPFはUVBから、PAはUVAから肌を守る効果の目安です。

  • SPF
Sun Protection Factorの略で、UVBの防止効果を表します。
数値が高いほど効果がありますが、SPF50より高い値はSPF50+で表示しています。

  • PA
Protection Grade of UVAの略で、UVAの防止効果を表します。
これまでは「PA+」「PA++」「PA+++」の3段階でしたが、2013年から「PA++++」を加えた4段階になりました。「+」の数が多いほど防止効果があります。

下の図を参考にして、使用する場面に適したSPF、PAの日やけ止めをお選びください。

ただし、せっかく日やけ止めや紫外線防止剤入りの乳液などを使っても、十分な量を肌にムラなくつけないと、効果が期待できないこともあります。
製品の表示に従って、十分な量をつけるようにしましょう。
汗で日やけ止めが流れたり、塗った部分を手やタオルなどでこすったりした時は、こまめにつけ直すようにしてください。
また、日射しが強い時は、帽子や日傘などで日射しを遮り、紫外線が肌に直接当たらないようにすることも大切です。

生活シーンに合わせた紫外線防止用化粧品の選び方

散歩や買い物等の日常生活であればSPF20以下、PA++以下、屋外での軽いスポーツやレジャーなどの活動の場合はSPF10から35、PA+から+++、炎天下でのレジャー、リゾート地でのマリンスポーツ等であればSPF30から50+、PA++から++++程度、非常に紫外線の強い場所や紫外線に特別過敏な人達はSPF50+、PA++++が目安です。なお、光線過敏症など疾病に伴う紫外線に特に敏感な方は医師の指導に従ってください。


この情報で解決されましたか?

送信できませんでした。しばらく経ってからお試しください。

こちらのフォームにお寄せいただいたご意見への回答は行っておりません。
回答をご希望の場合は、お問い合わせ一覧よりお問い合わせをお願いいたします。

送 信 中…

ご回答いただきありがとうございます。
今後の参考にさせていただきます。

その他のQ&Aを探す

キーワードから探す

Page Top