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男性の薄毛(壮年性脱毛)

男性の薄毛(壮年性脱毛)は、成長期が短くなる

男性の薄毛の多くは壮年性脱毛で、思春期以降の男性に多く見られ、男性型脱毛、あるいは若はげとも呼ばれています。壮年性脱毛は、思春期以降に男性ホルモンの分泌が増加することに伴い、ヘアサイクルの成長期が徐々に短くなることでおこり、主に前頭部や頭頂部の髪が短く細くなっていく特徴があります。しかし、毛根の数は変わらないため、髪の本数はほとんど変わりません。よく見ると、薄毛になった部分にも、うぶ毛や軟毛が以前と同じ本数だけ生えているのです。

壮年性脱毛の発生のメカニズム

髪のもとになる毛母細胞は、毛乳頭細胞との相互作用によって細胞分裂が制御されています。毛乳頭細胞が髪の毛をつくる指令を出すと毛母細胞が分裂して髪が成長し、髪の成長を止める指令を出すと毛母細胞の分裂が停止して髪の成長が止まります。
思春期以降の男性において、男性ホルモンのひとつである「テストステロン」が分泌され毛乳頭細胞に運ばれると、「5α-リダクターゼ」という酵素の働きで、「テストステロン」が「ジヒドロテストステロン」に変換され、毛乳頭細胞にある受容体に結合します。すると毛乳頭細胞では「TGF-β」というタンパク質が産生されます。
「TGF-β」はいわば脱毛指令因子であり、これが毛母細胞の分裂を抑制することで、成長期の毛髪が退行期に移行します。



「TGF-β」の影響で、平均4~6年である髪の成長期が短くなって、数カ月~1年ほどになることもあります。このため、髪は十分に成長することなく退行期・休止期に入り、短く細いまま抜け落ちることが繰り返されるのです。
薄毛の程度や発生時期には、遺伝等による個人差がみられるようです。


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