Check Share to Facebook Share to Twitter More...

←ヘアケア情報トップへ

育毛成分t-フラバノンの開発

天然生薬から有効成分を探す

花王には、2000種以上におよぶ天然生薬などを保管している生薬ライブラリーがあります。これを利用して、様々な天然素材のエキスから、有効成分を探索することができます。

育毛有効成分を求め、花王では、生薬ライブラリーを調べていきました。そして、「西洋オトギリソウ」のエキスに高い毛母細胞の増殖促進作用があることを発見しました。
さらに分析をすすめ、エキスの中から毛母細胞の増殖促進作用をもつ物質をつきとめました。それが「アスチルビン」です。

t-フラバノンの開発

アスチルビンを手がかりに、より安定した高機能な化合物を得るため、分子科学技術を駆使し、分子構造が似ている化合物を合成しては、その効果を確かめるという地道な探索研究を続けました。

その結果、開発されたのが、「トランス-3,4’-ジメチル-3-ヒドロキシフラバノン(t-フラバノン)」という、育毛有効成分です。

t-フラバノンは、毛球部に直接作用して毛母細胞の増殖を促し、髪を太く長く育てて、抜けにくくコシのある髪にし、薄毛・抜け毛を予防します。

t-フラバノンの作用メカニズム

薄毛が進行している状態では、毛乳頭細胞でTGF-βというタンパク質が産生されます。TGF-βが毛母細胞に作用すると、毛母細胞の分裂が抑制され、髪の成長を妨げます。その結果、ヘアサイクルは成長期が短くなり退行期・休止期に誘導され、抜け毛の数が増え、髪は短く細くなります。
研究の結果、t-フラバノンは、TGF-βの活性化を抑制することがわかりました。
t-フラバノンは、ヘアサイクルが退行期・休止期に誘導されることを抑え、成長期を維持できるように働くと考えられます。

男性の薄毛に対する効果

男性の被験者197名による30週間の使用試験では、t-フラバノンを使用した場合に、成長期の髪の数が増加し、髪が太くなる傾向がありました。また、男性の被験者8名による6カ月間の使用試験では、t-フラバノンを使用した場合に、洗髪時の抜け毛の数が減少する傾向がありました。

女性の薄毛に対する効果

女性の被験者による6カ月の使用試験では、t-フラバノンを使用すると、髪が太く、本数が増える傾向がありました。その結果、女性の薄毛にみられる、髪の分け目の目立ちが緩和されることがわかりました。


Check Share to Facebook Share to Twitter More...