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2017年03月08日

花王グループ東日本大震災復興支援 2016年度の活動報告

~2017年も引き続き、支援活動を継続してまいります~

東日本大震災から6年。花王グループでは、現地のニーズに寄り添いながら、「心のケア」と「自立的復興(産業復興)」を2つの柱として、さまざまな支援活動を行なってまいりました。

その中でも、東北に直接足を運び、地域の皆さんと交流を深める社員ボランティア活動を継続しています。「心のケア」では、東北の3つの新聞社(岩手日報社、河北新報社、福島民報社)が主催する「スマイルとうほくプロジェクト」への協賛を通じて、仮設住宅を訪問し、生活者の方へ寄り添って、東北に笑顔を届ける活動を行なっています。また、「自立的復興」では、東北の未来を担う次世代リーダーを企業が連携してサポートする「みちのく復興事業パートナーズ」に参画し、さまざまな課題に挑むリーダーに向けて、その基盤や仕組みづくりを支援しています。

花王の事業と関連の深い「高齢化」や「健康」の課題に沿った活動を展開

2016年は特に花王の事業と関連の深い「高齢化」「健康」の課題に沿った活動を行ないました。

1)一般社団法人りぷらすの 「地域の健康を住民で支え合う健康づくり」への協力

宮城県石巻市で、リハビリテーションや地域健康増進事業を展開する一般社団法人「りぷらす」が行なう「地域の健康を住民同士で支え合う健康づくり」に2016年5月から協力しています。
りぷらすは「おたがいからだづくりサポーター(略称:おたからサポーター)養成講座」を主催し、健康づくりの知識とスキルを身につけて、地域に広めていく人を養成しています。そこで花王では、研究開発部門が中心となり、健康に関わる研究知見や健康支援ツールの提供を通じて、この活動の効果検証を行ない、その有用性を裏付ける活動を行なっています。

2)富岡町(福島県)で住民の方と社員が一緒に歩くプログラムを実施

また、福島県郡山市で暮らす富岡町の住民の方に向けて、「社員が一緒に歩く」プログラムを実施しました。3回にわたる活動で、健康づくりを通じて、社員と住民の方との交流の機会になりました。

2017年も引き続き、「スマイルとうほくプロジェクト」への協賛や東北復興の核となるリーダーへの応援など、セクターを超える連携・協働を通じて、東北の方々が1日でも早く安心した日々の生活を取り戻すことができるよう、活動を継続してまいります。

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