トップメッセージ

代表取締役 社長執行役員
澤田 道隆

“利益ある成長”と“社会のサステナビリティへの貢献”との両立を図り、
“グローバルで存在感のある会社”をめざします。

株主の皆さまには、日頃、当社グループの事業活動・企業活動に格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。

当中間期において、当社グループの主要市場である日本のトイレタリー(化粧品を除くコンシューマープロダクツ)市場は、小売店の販売実績データによると、金額では前年同期と比べて1%下回りました。なお、Eコマースを含めた消費者購入実績データでは、3%伸長しました。消費者購入価格は、前年同期を1%上回りました。また、日本のインバウンド(訪日外国人)需要を除き、Eコマースを含めた化粧品市場は、横ばいに推移しました。

こうした中、当社グループは売り上げ・利益とも好調に推移しました。売り上げ面では、スキンケア製品や日本とアジアのサニタリー製品およびケミカル事業が大きく伸長しました。利益面は、ヒューマンヘルスケア事業の増収効果に加え、費用の効率化などにより、大きく伸長しました。

当中間期の配当金は、前年同期に対して8円増配の1株当たり54円といたしました。

2017年度は、すでに公表させていただいております花王グループ中期経営計画「K20」のスタートの年として重要な1年であり、当中間期はよいスタートを切ることができました。下半期は厳しい競争環境等が予想されますが、当社グループでは、「K20」に盛り込んだ戦略を一つずつ着実に実行し、8期連続増収増益と2017年度公表予想の達成をめざして活動してまいります。

「K20」の目標(3つのこだわり)

  1. 特長ある企業イメージの醸成へのこだわり
  2. 「利益ある成長」へのこだわり
    ・過去最高益更新の継続
    ・実質売上高CAGR(年平均成長率)+5%、営業利益率15%
    ・売上高1,000億円ブランドを3つ(「メリーズ」「アタック」「ビオレ」)
  3. ステークホルダー還元へのこだわり

世界中で起きているさまざまな変化は、スピード、大きさ、方向など、あらゆる面で予見することが難しくなっています。このような状況に対処していくため、当社グループは「自ら変わり、そして変化を先導する企業へ」をスローガンに変革を進め、「K20」の達成、ひいては2030年までに売上高2.5兆円、営業利益率17%、ROE20%を超える高収益グローバル消費財企業になるという目標の実現をめざします。

また、企業理念であります『花王ウェイ』に明記いたしました「世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティ(持続可能性)に貢献する」という大きな使命と「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」というコーポレートメッセージの実現を果たすべく、グループ一丸となってさらなる努力・精進を重ねてまいります。

株主の皆さまには、こうした当社グループの事業活動・企業活動に引き続きご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

2017年8月
花王株式会社
代表取締役 社長執行役員

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