発表資料: 2012年03月28日

公益財団法人 花王芸術・科学財団

第6回美術に関する研究奨励賞受賞者(3名)
および 平成24年度助成先 決定

公益財団法人花王芸術・科学財団(理事長 神田博至)は、このたび、第6回美術に関する研究奨励賞受賞者および、平成24年度芸術文化・科学技術各部門の助成先を決定いたしましたのでお知らせいたします。

■第6回美術に関する研究奨励賞 受賞者決定:3名

■平成24年度助成決定:77件、総額4,850万円
<内訳>
・芸術文化部門:67件、3,850万円
・科学技術部門:10件、1,000万円

平成2年度からの累計では、総助成件数1,390件、総額10億2,270万円となります。

美術に関する研究奨励賞について

平成18年に創設されたこの賞は、美術に関する研究の振興と若い研究者の育成を目的としています。美術に関する専門的分野で一定の成果をあげた、45歳以下の研究者に贈られます。募集は美術館の学芸員、研究者、大学関係者等を対象とした推薦公募制で、財団の選考委員により選考されます。

第6回受賞者は、10名の応募者の中から下記の3名の方に決定いたしました。

■第6回 美術に関する研究奨励賞 受賞者(3名)

・氏名:赤澤 真理(あかざわ まり) 氏
・所属:日本学術振興会 特別研究員SPD
・研究分野・テーマ:源氏物語絵を通してみた近世上流階級の住宅観に関する研究 ―古代寝殿造への憧憬と復古表現を支えた考証過程―

・氏名:三井 圭司(みつい けいし) 氏
・所属:東京都写真美術館 学芸員
・研究分野・テーマ:日本における初期写真の受容と伝播、日本美術との融合

・氏名:西澤 晴美(にしざわ はるみ) 氏
・所属:神奈川県立近代美術館 非常勤学芸員
・研究分野・テーマ:戦後日本のパフォーマンス・アート研究 ―実験工房からフルクサスまで―

※受賞者にはそれぞれ、正賞(賞状)と副賞50万円、記念品をお贈りいたします。

平成24年度 助成決定について

■芸術文化部門:67件、3,850万円の助成

芸術文化部門では、一定の芸術水準を有するプロの団体の美術・音楽活動に対し助成しております。
平成23年10月1日から11月10日にかけて公募を行ない、213件の応募の中から67件、3,850万円の助成を決定しました。

当財団は、美術展・音楽公演の助成のほかに、音楽を対象とする専門的研究にも助成を行なっています。

<内訳>
●美術展覧会
助成件数:26件(応募件数64件)、助成金計 1,850万円 
●音楽公演
助成件数:38件(応募件数135件)、助成金額1,900万円
●音楽の研究
助成件数:3件(応募件数14件)、助成金額100万円

【芸術文化部門総計】 平成 2年~平成24年度
総助成件数:1,241件、助成総額:8億7,370万円

■科学技術部門:10件、1,000万円の助成

科学技術研究への助成は、若手研究者の未来を拓く独創的、先導的な研究に対し助成しております。
助成対象分野は、『表面の科学』の「化学・物理学」「医学・生物学」分野で、応募総数 70件の中から、各々5件、計10件、1,000万円の助成を決定しました。

<内訳>
●化学・物理学
助成件数5件(応募件数31件)、助成金計500万円 
●医学・生物学
助成件数5件(応募件数39件)、助成金額500万円
 
【科学技術部門総計】 平成10年~平成24年
総助成件数:149件、助成総額:1億4,900万円

公益財団法人 花王芸術・科学財団の概要

当財団は、平成2年10月8日、花王株式会社の100周年を記念して花王芸術文化財団として設立され、美術・音楽分野への助成を中心に活動してまいりました。
平成9年4月より、名称を花王芸術・科学財団に変更し、科学技術分野の研究助成・顕彰や文理融合研究への支援を新設し、事業を拡大いたしました。
設立20周年を迎えた平成22年10月、公益法人制度改革による公益認定を受け、名称を公益財団法人 花王芸術・科学財団として新たなスタートをいたしました。

理事長:神田博至(花王株式会社 代表取締役 専務執行役員)
資産総額:約25億円(平成24年3月現在)

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。

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