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発表資料: 2009年06月17日

花王 「エコテクノロジーリサーチセンター」を新設

~約160億円を投じ、次世代環境分野の研究開発力を強化~

花王株式会社(社長・尾崎元規)は、和歌山事業場内(和歌山市)に、次世代環境技術の研究開発拠点となる研究施設、「エコテクノロジーリサーチセンター」(呼称:ETRC*1 )を新設いたします。                               

*1 ETRC:Eco-Technology Research Center

「エコテクノロジーリサーチセンター」は3つの研究施設からなり、総のべ床面積約23,000㎡になります。2010年1月、中核となる本館研究棟の着工を皮切りに、2011年2月に全研究施設の完成をめざします。設備投資額は、約160億円の見込みです。

「エコテクノロジーリサーチセンター」の概要

【新設の目的】

エコロジー経営のビジョンを実際のモノづくりで具現化するため、環境研究機能を集約・融合し、次世代環境技術、特に、エコイノベーション研究・技術開発を加速させます。

【研究施設の内容】

・3つの研究施設は、中核となる本館研究棟(呼称:「ETRC本棟」)、製品のスケールアップ研究を行う「パイロット研究棟」、植物の育成研究を行う「植物・バイオマス研究棟」です。
さらに、ETRC本棟内には環境技術経営研究室も備え、花王の環境分野の総合研究拠点となります。
・ETRC本棟1階に、環境の先端技術を体験できる「花王エコラボ ミュージアム」を開設。環境情報発信施設として、社会とのコミュニケーション機能を強化します。

次世代環境技術の研究開発拠点、「ETRC本棟」と「植物・バイオマス研究棟」(完成予想図)

次世代環境技術の研究開発拠点、「ETRC本棟」と「植物・バイオマス研究棟」(完成予想図)

ETRC本棟1階に科学実験もできる「花王エコラボ ミュージアム」を開設(完成予想図) 

ETRC本棟1階に科学実験もできる「花王エコラボ ミュージアム」を開設(完成予想図) 

●「エコテクノロジーリサーチセンター」新設の背景・研究内容

花王は、当社を取り巻く世界規模の事業環境の変化に対応すべく、中長期を展望し、花王グループの“新たな使命”を、「エコロジーを経営の根幹に据え、清潔・美・健康の分野で世界の人々の“こころ豊かな生活文化の実現”に貢献する企業をめざす」とします。この“新たな使命”に対応し、今後の指針と決意を示すため、6月17日、新CI(コーポレート・アイデンティティ)*2 を定め、環境宣言*3 を掲げました。
新設する「エコテクノロジーリサーチセンター」は、このエコロジー経営のビジョンを実際のモノづくりで具現化するためのものです。花王は、これまでも環境に配慮した研究活動を進めてきていますが、今後の環境関連の基盤技術研究は、組織を横断して取り組む要素が強いものです。
今回、事業ユニットごとに分散していた環境関連研究の機能を集約した研究拠点を創設することで、技術の融合を促進し、エコイノベーション研究を一気に加速します。
今後、加速すべきテーマや注力テーマの具体例を、次にあげます。植物油脂などの再生可能原料を花王の事業分野で高度に利用するための技術開発、長期的なテーマとしては、特に水、食糧、グリーンケミカルスの分野で、将来の事業の核に育つような次世代環境技術開発にも取り組んでいきます。

*2 新CI(コーポレート・アイデンティティ):コーポレートメッセージとして、エコロジーを経営の根幹とする姿勢を示すことを目的に、「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」を定めました。
*3 環境宣言:「3つの『いっしょにeco』」 と 「2020年中期目標」で構成。後者ではCO2削減、製品使用時の水削減、生物多様性の保全などを掲げています。

●中核となるETRC本棟の特徴

・ETRC本棟は地上7階建て*4 、のべ床面積約20,000㎡で、花王の研究棟としては最大規模のものとなります。研究スペースは、異分野の研究者がワンフロアに集まる「居室大部屋制」をとり、研究者同士のコミュニケーションを促進するオープンスペース「コミュニケーションエリア(ミーティングエリア)」も設けます。
ETRC本棟は、太陽光発電による電力供給、省エネ冷暖房システムなど最新の機器を導入します。

*4 屋上(8階)は設備関係の建屋であり、実質の活動エリア(1階~7階)で表記しています。

・ETRC本棟の1階には、生活者(主婦、学生、ビジネスマンなど)との交流エリアとして、環境の先端技術を体験できる「花王エコラボ ミュージアム」を開設します。専門性の高い地球環境問題をビジュアル化し、わかりやすく解説するとともに、身近な生活に関わる環境技術やエコ商品の展示、商品のライフサイクルにおける環境適合設計の考え方などを映像や実物、仕掛けのある造作物を駆使し、多彩な方法で伝えます。
さらに、ミュージアム内の「エコラボゾーン」には理科実験室を備え、環境関連のさまざまな科学実験を行うことができます。

お問い合わせ

花王株式会社 広報部 

電話 03‐3660‐7041~7042

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。