発表資料: 2009年03月31日

財団法人 花王芸術・科学財団

第3回美術に関する研究奨励賞 受賞者(3名)
及び 平成21年度助成先 決定

財団法人花王芸術・科学財団(理事長 神田博至)は、このたび、第3回美術に関する研究奨励賞受賞者及び、平成21年度芸術文化・科学技術各部門の助成先を決定いたしましたのでお知らせいたします。

第3回美術に関する研究奨励賞 受賞者決定 : 3名
平成21年度 助成決定 : 79件、総額 5,150万円

(内訳)
芸術文化部門 : 69件、4,150万円
科学技術部門 : 10件、1,000万円

平成2年度からの累計では、総助成件数1,161件、 総額8億7,710万円となります。

美術に関する研究奨励賞について

平成18年に創設されたこの賞は、美術に関する研究の振興と若い研究者の育成を目的としています。美術に関する専門的分野で一定の成果をあげた、40歳以下の研究者に贈られます。募集は美術館の学芸員、研究者、大学関係者等を対象とした推薦公募制で、財団の選考委員により選考されます。

第3回受賞者は、10名の応募者の中から下記の3名の方に決定いたしました。

第3回 美術に関する研究奨励賞 受賞者(3名)

氏名 ・ 所属 研究分野 ・ テーマ
宮下 真理子 氏
みやした まりこ
東京藝術大学非常勤講師、
玉川大学非常勤講師
絵画に適した中世の和紙再現と作画への発展
―古典絵画材料と技法の観点からの考察―
木田 拓也 氏
きだ たくや
東京国立近代美術館 主任研究員(工芸課デザイン室長) ヨーロッパのデザイン運動と近代日本の工芸の展開<1900-1920s>
―アーツ&クラフツ、アール・ヌーヴォー、アール・デコ―
小林 明子 氏
こばやし あきこ
慶應義塾大学大学院 文学研究科美学美術史学専攻後期博士課程在籍、
国立新美術館研究補佐員
イタリア・ルネサンス時代の芸術とパトロンに関する研究
―銀行家アゴスティーノ・キージとセバスティアーノ・デル・ピオンボの作品を事例として

※受賞者にはそれぞれ、正賞(賞状)と副賞50万円、記念品が贈られます。

平成21年度 助成決定について

芸術文化部門 : 69件、4,150万円の助成

芸術文化部門では、一定の芸術水準を有するプロの団体の美術・音楽活動に対し助成しております。平成20年10月1日から11月15日にかけて募集を行い、236件の応募の中から69件、4,150万円の助成を決定しました。

当財団は、美術展・音楽公演の助成の他に、音楽の専門的研究者の調査・研究・評論活動にも助成を行っています。

(内訳)
○美術展覧会
助成件数 26件 (応募件数53件)  助成金計 1,750万円 
○音楽公演
助成件数 40件 (応募件数139件) 助成金計 2,250万円
○音楽の創作発表
助成件数  1件 (応募件数15件)  助成金計 70万円
○音楽の研究
助成件数  2件 (応募件数29件)  助成金計 80万円

【芸術文化部門 総計】 平成 2年~平成21年度
総助成件数 : 1,042件  助成総額 : 7億5,810万円

科学技術部門 : 10件、1,000万円の助成

科学技術研究への助成は、若手研究者の未来を拓く独創的、先導的な研究に対し助成しております。助成対象分野は、花王(株)の研究分野の基礎となる『表面の科学』の<化学・物理学><医学・生物学>分野で、応募総数79件の中から、各々5件、計10件 1,000万円の助成を決定しました。

(内訳)
○化学・物理学
助成件数 5件 (応募件数43件)  助成金計 500万円 
○医学・生物学
助成件数 5件 (応募件数36件)  助成金計 500万円
 
【科学技術部門 総計】 平成10年~平成21年
総助成件数 : 119件  助成総額 : 1億1,900万円

<財団法人 花王芸術・科学財団の概要>

財団法人 花王芸術・科学財団は、平成2年10月8日、花王(株)の100周年を記念して、花王芸術文化財団として設立、美術・音楽分野への助成を中心に活動。平成9年4月より、名称を花王芸術・科学財団に変更し、科学技術分野の研究助成、文・理を融合した総合的研究のシンポジウムの開催支援、優秀な若手研究者への顕彰など事業を拡大しています。
理事長 : 神田博至 (花王株式会社 代表取締役 常務執行役員)
資産総額 : 25億円 (平成21年3月現在)

※社外への発表資料を原文のまま掲載しています。

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