社長メッセージ


代表取締役 社長執行役員
澤田 道隆


“利益ある成長”と“社会のサステナビリティへの貢献”との両立を図り、
“グローバルで存在感のある会社”をめざします。


株主の皆さまには、日頃、当社グループの事業活動・企業活動に格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申しあげます。

当社グループでは、2016年度は、7期連続増収増益、公表予想の達成をめざすとともに、2017年度から始まる4カ年の中期経営計画「K20」の準備を行う年と位置づけ、活動してまいりました。

その結果、売り上げは、為替変動の影響などを受け前期を下回りましたが、実質では伸長し、営業利益、税引前利益、当期利益のすべてで前期を上回り、営業利益については4期連続で過去最高を更新することができました。株主還元といたしましては、当期の年間配当金は、前期に対して14円増配の1株当たり94円とし、27期連続増配を達成することができました。また、予定どおり2016年12月に「K20」を公表いたしました。

当社グループは、2030年までに売上高2.5兆円、営業利益率17%、ROE20%を超える高収益グローバル消費財企業になるという目標を達成させ、グローバルで存在感のある会社「Kao」になりたいと考えています。

そして、2020年を2030年までに達成したい姿を実現するための重要な通過点と位置づけ、企業価値の増大に向けて、花王グループ中期経営計画「K20」を策定しました。「K20」では、「特長ある企業イメージの醸成へのこだわり」、「“利益ある成長”へのこだわり」、「ステークホルダー還元へのこだわり」の3つのこだわりを持って取り組んでまいります。2017年度は、この「K20」のスタートの年となりますので、経営計画に盛り込んださまざまな戦略を一つずつ着実に実行してまいります。

世界中で起きているさまざまな変化は、スピード、大きさ、変化の方向など、あらゆる面で予見することが難しくなっています。このような状況に対処していくため、「自ら変わり、そして変化を先導する企業へ」をスローガンに、当社グループの総合力を発揮し、「K20」の達成、ひいては2030年までに達成したい姿の実現をめざします。

また、当社グループは、企業理念であります「花王ウェイ」に明記いたしました「世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティ(持続可能性)に貢献する」という大きな使命と「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」というコーポレートメッセージの実現を果たすべく、グループ一丸となってさらなる努力・精進を重ねてまいります。

株主の皆さまには、こうした当社グループの事業活動・企業活動に引き続きご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申しあげます。

 

2017年3月
花王株式会社
代表取締役 社長執行役員