社長メッセージ


代表取締役 社長執行役員
澤田 道隆


“利益ある成長”と“社会のサステナビリティへの貢献”の両立を図り、
“グローバルで存在感のある会社”をめざします。


株主の皆さまには、日頃、当社グループの事業活動・企業活動に格別のご理解、ご支援を賜り、誠にありがとうございます。

当期の世界の景気は、一部に弱さが見られますが、緩やかに回復しています。日本の景気は、個人消費などに弱さが見られるものの、緩やかな回復基調が続いています。

こうした中、当社グループは、「花王グループ中期3カ年計画(K15)」の中間年である当期を計画達成に向けた重要な年と位置づけ、当社グループの資産の最大活用をベースとした脱デフレ型成長モデル(積極投資による利益ある成長)の構築を進めるとともに、以下のK15の3つの戦略を推進してきました。

(1)コンシューマープロダクツ事業のグローバル拡大
(2)ファブリック&ホームケア事業の磐石化とビューティケア事業およびヒューマンヘルスケア事業の利益ある成長の加速
(3)ケミカル事業の強化

その結果、業績は所期の予定を上回る状況で推移し、5期連続の増収増益、K15の目標である過去最高の売上高、営業利益、経常利益および当期純利益の突破並びに売上高1兆4,017億円、海外売上比率30%以上を達成することができました。

また、当期の年間配当金は、前期に対して6円増配の1株当たり70円としました。

2015年度は、原材料市況・為替の変動など、事業環境が厳しく不透明な状況が予想されますが、K15の最終年になりますので、残る目標である営業利益1,500億円の達成に向けて、脱デフレ型成長モデルをさらに推進し、攻めの姿勢で取り組んでまいります。

なお、株式会社カネボウ化粧品ロドデノール配合美白製品を使用されたお客さまに白斑様症状が発症している問題につきましては、発症された方々への回復支援および補償への対応を真摯に行っております。

当社グループは、“利益ある成長”と“社会のサステナビリティ(持続可能性)への貢献”の両立を図り、“グローバルで存在感のある会社”となることをめざしてまいります。また、企業理念であります「花王ウェイ」に明記いたしました「世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティに貢献する」という大きな使命と「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」というコーポレートメッセージの実現を果たすべく、グループ一丸となってさらなる努力・精進を重ねてまいります。

株主の皆さまには、こうした当社グループの事業活動・企業活動に引き続きご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

2015年3月
花王株式会社
代表取締役 社長執行役員