社長メッセージ


代表取締役 社長執行役員
澤田 道隆


“利益ある成長”と“社会のサステナビリティへの貢献”との両立を図り、
“グローバルで存在感のある会社”をめざします。


株主の皆さまには、日頃、当社グループの事業活動・企業活動に格別のご理解、ご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。

当社グループは、「花王グループ中期3カ年計画(K15)」の最終年である2015年度において、当社グループの資産を最大限に活用し、費用の有効活用との相乗効果による「脱デフレ型成長モデル(積極投資による利益ある成長)」の構築、実践を進め、以下のK15の3つの成長戦略を推進することにより、連続増収増益のみならず、公表予想及びK15の達成をめざし積極的に取り組みました。

(1)コンシューマープロダクツ(家庭品)事業のグローバル拡大
(2)ファブリック&ホームケア事業の磐石化とビューティケア事業及びヒューマンヘルスケア事業の利益ある成長の加速
(3)ケミカル(化学品)事業の強化

その結果、2015年度の業績は、公表予想を上回るとともに6期連続の増収増益、売り上げ・利益の過去最高更新の継続という成果をあげることができました。また、高い目標でありましたK15もすべての項目で目標を達成いたしました。

2015年度の利益は、今後の成長のための投資に活用するとともに、従業員に、社会に、そして株主の皆さまにしっかりと還元してまいります。株主還元といたしましては、当期の年間配当金は、前期に対して10円増配の1株当たり80円とし、26期連続増配を達成することができました。

2016年度は成長を続けながら、現在策定中の次期中期経営計画K20の準備を行う年と位置づけております。具体的には、7期連続増収増益、公表予想の達成をめざすとともに、今後の成長を支える事業の準備を本格化させてまいります。

2013年7月に株式会社カネボウ化粧品が自主回収を実施したロドデノール配合美白製品を使用し、白斑様症状を発症されたお客さまには、引き続き、回復支援及び補償対応を真摯に行っております。

当社グループは、“利益ある成長”と“社会のサステナビリティ(持続可能性)への貢献”との両立を図り、“グローバルで存在感のある会社”となることをめざしてまいります。

また、企業理念であります「花王ウェイ」に明記いたしました「世界の人々の喜びと満足のある豊かな生活文化を実現するとともに、社会のサステナビリティに貢献する」という大きな使命と「自然と調和する こころ豊かな毎日をめざして」というコーポレートメッセージの実現を果たすべく、グループ一丸となってさらなる努力・精進を重ねてまいります。

株主の皆さまには、こうした当社グループの事業活動・企業活動に引き続きご理解をいただき、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

2016年3月
花王株式会社
代表取締役 社長執行役員