2017年09年12日 社会貢献の取り組みトピックス

若手芸術家育成支援 ― 「第15回東京音楽コンクール」を主催

花王では、メセナ活動支援の一環として、東京文化会館が2003年に設立した「東京音楽コンクール」の開催を支援しています。
このコンクールは、東京文化会館(公益財団法人東京都歴史文化財団)、読売新聞社、花王株式会社、東京都の四者が主催し、芸術家としての自立をめざす可能性に富んだ新人音楽家を発掘し、育成・支援を行なうことを目的として実施するコンクールです。
このコンクールの特徴は、本選においてオーケストラと共演するほか、聴衆の投票により、最も多い票を得た出場者に「聴衆賞」が贈られます。さらに、現役演奏家を中心とした審査体制、入賞後の出演機会の提供やリサイタル支援など、手厚いサポート体制を用意している点で、ほかに類を見ない日本を代表するコンクールです。
また、出場者の国籍・居住地を不問とし、海外音楽家の部門審査員への参加や、音源審査をホールでの演奏審査へ切り替えることによって本選への出場枠を拡大するなど、門戸を広げて、国際色豊かに、質の高い音楽家の発掘の機会につなげるためのリニューアルも行なっています。

2017年度実施報告

2017年度は、4月にピアノ、木管、弦楽の3部門の応募受付を行ない、3部門合わせた応募総数は479名でした。 第一次予選、第二次予選を経て8月27日(日)から31日(木)にかけて本選が行なわれ、各部門の入賞者が決定しました。 各部門本選終了後にはステージ上で表彰式が行なわれました。

<入賞者> ※敬称略
ピアノ部門 本選結果

【第1位】
ノ・ヒソン
【第2位】
原田 莉奈
【第3位】
丸山 晟民
【入選】
太田 糸音
【聴衆賞】
ノ・ヒソン

木管部門 本選結果
【第1位】
アレッサンドロ・ベヴェラリ(クラリネット)
ヘルバシオ・タラゴナ・ヴァリ(クラリネット)
【第2位】
該当者なし
【第3位】
伊藤 優里(フルート)
【入選】
安井 悠陽(ファゴット)
竹内 久力(クラリネット)
【聴衆賞】
ヘルバシオ・タラゴナ・ヴァリ(クラリネット)

弦楽部門 本選結果
【第1位】
荒井 里桜(ヴァイオリン)
【第2位】
三井 静(チェロ)
【第3位】
パク・ハヤン(ヴィオラ)
【入選】
チョン・ウチャン(チェロ)
エリナ・フアスキトゥディンオワ(チェロ)
【聴衆賞】
荒井 里桜(ヴァイオリン)

<審査員> ※敬称略
ピアノ部門

青柳 晋/田部京子/寺田 悦子/野平 一郎* /若林 顕/シン・スジョン/ボリス・ペトルシャンスキー
弦楽部門
兎束 俊之/大谷 康子* /菅沼 準二/西田 直文/長谷川 陽子/藤原 浜雄/ベアンテ・ボーマン/星 秀樹/ミヒャエル・ヴァイマン
木管部門
岡崎 耕治/加瀬 孝宏/亀井 良信/工藤 重典/佐久間 由美子/十亀 正司/宮本 文昭* /吉田 將/ポール・エドモンド=ディヴィス
部門共通
国塩 哲紀(東京都交響楽団芸術主幹)/三枝 成彰(作曲家)
コンクール顧問
堤 剛(チェリスト、サントリーホール館長)/ヤン・ウィレム・ロート(フランス国立管弦楽団元芸術監督、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団元ディレクター等)
東京音楽コンクール総合審査員長
小林 研一郎(指揮者、東京文化会館音楽監督)

* 部門審査員長

第15回 弦楽部門表彰式<br>写真:堀田 力丸 写真提供:東京文化会館 第15回 弦楽部門表彰式
写真:堀田 力丸 写真提供:東京文化会館

「優勝者&最高位入賞者コンサート」を開催予定

入賞者には東京文化会館主催事業等への出演機会が予定されていますが、平成30年(2018年)1月8日(月・祝)には、2017年度の各部門第1位入賞者、もしくは、最高位入賞者が東京文化会館主催で開催される「優勝者&最高位入賞者コンサート」において、新日本フィルハーモニー交響楽団と共演します。
若き音楽家の熱演にご期待いただき、ぜひ会場で温かい声援を送ってください。

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