2012年09月12日 社会貢献の取り組みトピックス

「タイ北部“FURUSATO”環境保全プロジェクト」植林活動を開始

8月1日、タイ北部チェンライ県チェンコン郡にて、持続可能な環境づくりをめざす「タイ北部“FURUSATO”環境保全プロジェクト」(企画・運営:公益財団法人オイスカ、以下オイスカ)を開始し、記念式典と植樹が行なわれました。

森林の回復と持続可能な保全をめざして

タイ北部は、かつては在来種の木々が生い茂る森が広がっていましたが、近年、伐採や土地開発が進んだ結果、急速に森林が失われました。また、伐採跡地を農地へ転用したり、単一作物栽培を進めたことで、土壌の劣化も指摘されています。これらは、洪水、土砂崩れ、乾期の山火事とその煙による被害などにもつながっています。
2011年の大規模な洪水もこの影響とされ、バンコク市内への直接の水害や、海外企業の工場が入居する工業団地が被災したことで大きな経済的損失も発生し、一国にとどまらない、大きな社会問題となっています。

花王は、1960年代からタイで事業を展開しています。そこで、このような社会的な課題の解決に寄与したいと考え、オイスカと協同し、森林の回復と持続可能な保全に取り組む「タイ北部“FURUSATO”環境保全プロジェクト」を開始しました。
このプロジェクトは、地域の植生に適合した種を選び、2012年からの5年間で合計35ヘクタールに植林する計画です。また、こうした持続可能な環境づくりを進めるためには、地域の住民の方々が主体的に活動することが重要と考え、子どもたちや地域の方へ環境保全の大切さを伝える環境教育活動も合わせて実施します。

活動に参加する関係者で行なわれたミーティングの様子。 活動に参加する関係者で行なわれたミーティングの様子。

記念式典の当日は、最初に地域住民の方々、学校関係者、環境省の方など、活動に参加する関係者が一堂に会したミーティングが行なわれ、この活動の意義を共有し合いました。続いて、記念式典と植樹では、チェンコン郡の副郡長をはじめ、多数の学生や地元企業関係者にもご参加いただき、総勢700名により約4,000本を植樹しました。
今後も引き続き、地域の方々により植林と育成管理が続けられます。

この活動は現地でも大きな期待が寄せられています。活動を通じ、地域の方々が、自分たちのふるさとを誇りに思い、大切に守り育ててほしいと願っています。

総勢700名が参加した植樹の様子 総勢700名が参加した植樹の様子

花王は、今後も、さまざまなステークホルダーの方と共に、持続可能な環境づくりをめざす活動に取り組んでまいります。

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