2012年03月29日 社会貢献の取り組みトピックス

花王社会起業塾 最終報告会を開催 

3月8日(木)、花王社会起業塾の最終報告会が開催されました。

花王は、社会的課題をビジネスの手法で解決しようとする若手の社会起業家を支援する「花王社会起業塾」を実施し、特定非営利活動法人ETIC.(エティック)が主催する「社会起業塾イニシアティブ」(以下、イニシアティブ)に参加しています。
今回の報告会は、前半でイニシアティブに参加する企業・行政を対象とした報告が行なわれ、後半は「社会起業塾イニシアティブ2011プログラム報告会」として、一般の方も交えたシンポジウム形式で実施されました。

最終報告会での活動内容

最終報告会の前半では、イニシアティブを通じて公募・選考された「NEC社会起業塾」「横浜社会起業塾」「花王社会起業塾」のメンバー9組が、2011年9月から半年の支援期間を振り返り、得られた成果を報告しました。花王社会起業塾では、特定非営利活動法人 Arrow Arrowの堀江氏、特定非営利活動法人 tadaima!の三木氏、特定非営利活動法人 3keysの森山氏が報告を行ないました。

堀江氏は、中小企業の女性が出産を機に直面する課題に目を向け、従来から実施していた産育休取得サポートサービスに加えて、ライフイベントを迎える前に研修を受けることで不安を取り除き、キャリアを考える機会を提供する研修事業を新たに事業化したことを報告しました。

三木氏は、居心地のよい家庭を築くために夫婦のパートナーシップが大切として、半年間に重ねたヒアリングなどの実績を紹介するとともに、産後のための部屋づくりを通じて夫婦間の意識共有を行なうサービスを提案しました。

森山氏は、従来から取り組んできた児童養護施設の子どもたちの学習支援について、それぞれの施設の置かれている状況をセグメントし、トライアルを通じてどの施設にどのようなサービスが適当かを丁寧に追いかけたことから、団体の限られた資源でより大きな成果を出すための活動の方向性が定まったことを報告しました。

支援期間に得られた成果を報告する、3keys 代表の森山氏。 支援期間に得られた成果を報告する、3keys 代表の森山氏。

後半のシンポジウムでは、イニシアティブメンバーの代表として、堀江氏と森山氏を含む4組の起業家が成果報告を行なったあと、社会起業塾塾長の川北秀人氏による講演と、パネルディスカッションが行なわれました。
パネルディスカッションには、川北氏とイニシアティブに参加する企業の担当者が登壇し、エティック代表理事の宮城氏のコーディネートのもと、企業が社会起業家にかかわる意味や、企業と社会起業家の協働の可能性について意見が交わされました。
シンポジウムには、100名近くの参加者があり、社会起業家への関心の高さがうかがわれました。

パネルディスカッションの様子。 パネルディスカッションの様子。

花王は、サステナブルな社会に貢献するため、エティックや関係者とともに、今後も社会起業家の成長を応援してまいります。

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