2012年03月29日 社会貢献の取り組みトピックス

理科教育支援の一環として、高校生との交流会を開催

3月7日(水)、花王の和歌山事業場において、高校生科学技術チャレンジ(JSEC、朝日新聞社・テレビ朝日主催)で花王賞を受賞した自由ヶ丘高等学校(福岡県)の生物部の生徒と先生をお招きし、研究員との交流会を開催しました。

花王は、高校生の理科教育支援の一環として、2005年からJSECに協賛し、毎年優れた作品に花王賞を贈呈しています。今回の交流会は、受賞者にJSEC2011で花王賞の選定にかかわった和歌山研究所などの研究員と交流を深めてもらおうというもので、初めての開催となりました。

交流会での活動内容

交流会では、まず午前中に、和歌山事業場内にあるエコラボミュージアムと工場の見学をしていただきました。
花王の環境への取り組みを紹介するエコラボミュージアムでは、研究員からの説明を交えて見学をしていただき、高校生の皆さんは、ミュージアム内の各展示や、植物由来原料の研究を行なっている温室をめぐる間、解説を読んだり、メモを取ったりと熱心な様子でした。

昼食をはさんで午後からは、花王の研究員と高校生の皆さんが、それぞれの研究発表を行ないました。

花王の研究員による研究発表。 花王の研究員による研究発表。

まず花王から、花王の研究開発の状況や実際の開発事例に基づいた発表を行ない、続いて、高校生の皆さんからJSECでの受賞作とそれに関連する研究について発表がありました。高校生の皆さんは、緊張した様子ながら堂々と発表を行なわれ、研究員の側からは、発表に対して温かいアドバイスをおくったり、自身の研究への想いなどを高校生の皆さんにお伝えしました。

今回の交流会に対して、先生からは「企業の研究者の視点からコメントがもらえたことは貴重な財産になる」、という感想をいただきました。また、高校生の皆さんには、人生の先輩である研究員との交流を通じ、企業とは何か、働くとはどういうことか、など、自分たちの将来やキャリアについて考えていただく機会につながり、企業ならではの活動を実施することができました。

研究対象の「トビムシ」について実物を見せながら説明する高校生の皆さん。 研究対象の「トビムシ」について実物を見せながら説明する高校生の皆さん。

【JSECについて】

JSECは、世界に通用する科学者の育成をめざし、全国の高校生・高等専門学校生を対象として開催される科学技術に関する自由研究コンテストです。第9回目となる2011年は、全国から応募された176作品の中から、グランドアワード(文部科学大臣賞など)、花王賞などの各賞が決定されました。花王賞は、自由ヶ丘高等学校の福田奈緒さん、添田晃斉さんによる「2種トビムシの総生産量推定について」です。

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