東日本大震災復興支援 「心に寄りそう文化プロジェクト24」活動紹介

花王は、東日本大震災復興支援として、文化や芸術を通じて被災された方を応援する「心に寄りそう文化プロジェクト24」を実施しています。この「心に寄りそう文化プロジェクト24」は、被災により厳しい状況に直面している方々を、文化や芸術を通じて応援する市民活動に助成するもので、8月1日から、対象団体でさまざまな活動が展開されています。その中から、地域の市民が、自らの地域の復興を願って取り組んだ活動を2件ご紹介します。

1. 東日本大震災を語り継ぐために、被災体験を語り、聴き、胸に刻むつどい

8月21日(日)~22日(月)、宮城県南三陸町で、みやぎ民話の会が主催する「第7回みやぎ民話の学校」が開催されました。この会は、「2011.3.11 大地震 大津波を語り継ぐために-声なきものの声を聴き 形なきものの形を刻む-」を副題に、震災経験を語り継ごうとするもので、基調講演には被災したミュージアムから講師を招き、また、被災された方がご自身の体験を語る場が設けられました。

当日は、宮城県内だけでなく、関東、関西、九州といった遠方からの参加もあり、会場となったホテルで避難生活を送っておられる方や、仮設住宅を含め近隣にお住まいの方も交えた交流の機会ともなりました。

「みやぎ民話の学校」を開催した、みやぎ民話の会の皆さん 「みやぎ民話の学校」を開催した、みやぎ民話の会の皆さん

2. 山木屋子ども太鼓を支援するプロジェクト

9月11日(日)、福島県川俣町で、NPO法人poco連人(ぽこれんと)主催の「東日本大震災復興支援コンサート 絆」が開催されました。このプロジェクトでは、原発事故に伴い計画的避難地域に指定された山木屋地区について、地域で親しまれてきた「山木屋太鼓」を通じてコミュニティ再生をめざすものです。

山木屋太鼓のメンバーは、住まいがばらばらになりながらも、「この発表会があるからこそ稽古を重ねることができた」と振り返られる中からも思いが伝わるように、当日は力強い演奏を披露されました。

この日は震災から半年の節目の日でもあり、地震発生時刻の14時46分には、会場の全員で黙祷をささげました。町内各地をはじめ、広い地域から多くの方が来場され、コンサートは盛況のうちに終了しました。

山木屋太鼓メンバーによる力強い演奏の様子 山木屋太鼓メンバーによる力強い演奏の様子




このほか、「心に寄りそう文化プロジェクト24」では、現在までに、紙芝居、移動プラネタリウム、ワークショップ、人形劇公演、音楽コンサートなどが実施されました。イベント形式の活動だけでなく、継続的な活動も支援しており、今後もさまざまな文化・芸術分野の活動が行なわれる予定です。

花王は、今後も被災地および被災された方々の心に寄りそう活動を支援・推進してまいります。



「心に寄りそう文化プロジェクト24」について

花王の芸術・文化分野の社会貢献活動「花王・コミュニティミュージアム・プログラム」の一部を変更したもので、東日本大震災で被災された方を文化や芸術を通じて応援する市民活動に助成を行なっています。

【9月15日までに実施されたイベント等(継続的な活動を除く)】

ワークショップ(芸術遊び 虹色の部屋)/陶芸体験(くりはらツーリズムネットワーク)/レクリエーション(東大和市レクリエーション協会)/音楽コンサートほか(特定非営利活動法人暮らしと耐震協議会)/野外人形劇公演(オブジェクトパフォーマンスシアター)/紙芝居口演ほか(特定非営利活動法人図書館サービスフロンティア)/移動プラネタリウムほか(山梨県立科学館サイエンスシップクルー「星の語り部」)/被災標本の洗浄・修復(特定非営利活動法人こどもとむしの会)

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