「第1回花王国際こども環境絵画コンテスト」受賞作品発表

「第1回花王国際こども環境絵画コンテスト」受賞作品発表

花王グループでは“いっしょにeco”をスローガンに、消費者の皆さまやビジネスパートナーの皆さまと共に、原材料調達や生産、物流、販売、使用、廃棄など、製品がかかわるサイクルの中で実行できる、よりecoな方法を提案するとともに、広く社会全般の環境保全活動との強い連携をめざしています。
このような願いを込め、“いっしょにeco”をテーマに、「第1回花王国際こども環境絵画コンテスト」を実施いたしました。

第1回コンテスト表彰式

2010年12月11日、東京ビッグサイト「エコプロダクツ2010」会場内 ネットワークステージにて表彰式を開催しました。37カ国、 応募総数4,339点の中から選ばれた「いっしょにeco 地球大賞」「いっしょにeco 花王賞」「地球環境平和財団賞」の上位7名を表彰いたしました。
表彰式の後、作品展示をしている会場内の花王ブースで、環境について考えていることや作品を通じて訴えたいことなどについて、インタビューを行ないました。

受賞作品のご紹介

【いっしょにeco 地球大賞】

Triparna Mitra さん
(13歳 インド)


<絵に込めた思い>
緑の葉の上で赤ちゃんがすやすやと眠っています。

次の世代に美しく豊かな世界を引きつぐために、私たちは木を植えたり、雨水を活用したり、野生動物の保護や、省エネ電球を使用して電気のムダ使いをへらしたり、天然ガス車を走らせ、ムダな消費をへらして、太陽エネルギーや風力エネルギーなど再生可能なエネルギーの活用にも積極的に取組まなくてはなりません。

そのためには世界中の国々が協力しあうことが必要です。
急速な工業化や交通渋滞をストップして、環境汚染をへらしましょう。


【いっしょにeco 花王賞】

Dilka Savindi Sodige さん
(11歳 スリランカ)


<絵に込めた思い>
私の絵からあなたに伝えたいのは、私たちの庭などをきれいにし、花を植えたり、水をあげたりして環境をきれいにすることです。そのほかに、ごみをきちんと出し、環境をたもつことです。
 
二宮 広樹(にのみや ひろき)さん
(8歳 日本)


<絵に込めた思い>
ぼくのへやは2かいにあります。
電気がついていないとこわいけど、あそびおわったらきちんと消してから、いそいで下のへやにおりるようにしています。
これはいなかのおばあちゃんの家にあそびにいったときにちかくのおかで見た星空です。
電気がついていないと星がたくさん見えて、空はこんなにきれいなんだとびっくりしたときの絵です。
 
小川 穂高(おがわ ほたか)さん
(9歳 日本)


<絵に込めた思い>
お父さんはよく電気のスイッチをけしわすれたり、水どうの水を出しっぱなしにするので、妹と夜パトロールをして、無駄なでんきや水どうを止めたりします。
大事なエネルギーを大切に使うように、家中でまもるようにしたいと思い書きました。


【地球環境平和財団賞】

Nur Hamizah Binti Mohammad Mustafa さん
(10歳 マレーシア)


<絵に込めた思い>
二人の子どもがリサイクルのために空きカンや空きビンを集めています。
くだものを収かくしている子どもたちもいます。

みんな楽しそうに働いています。
 
新居 里紗(にい りさ)さん
(11歳 日本)


<絵に込めた思い>
私の小学校では年に2回クリーン作戦という町中のごみを拾う行事があります。いつもはそれでごみを拾うだけで道ばたに落ちていても気にしません。でも、これからは道ばたにごみが落ちていたら1つでも多くのごみを拾い、より美しい地球にしていきたいです。
 
牧嶋 友典(まきしま とものり)さん
(11歳 日本)


<絵に込めた思い>
小さな一本は、大きな森への第一歩です。
生き物が生きてゆくために必要な酸素をつくりだせるのは、植物しかありません。
大きな森も、一本の苗木を植えることから始まります。
一本の木から、大きな緑が広がっていくことを願ってこの絵を描きました。


【優秀賞】

Abdullah Adel Salmeen さん
(13歳 バーレーン)
Afnani Rosyida さん
(11歳 インドネシア)
 
Alia Safira さん
(11歳 インドネシア)
Candeger Yaren Usta さん
(9歳 トルコ)
 
Francisco Lara さん
(8歳 メキシコ)
Huda Rashid
Abdalla Binghurair さん
(13歳 アラブ首長国連邦)
 
Jamia Mei Ello Tolentino さん
(12歳 フィリピン)
Khushil Nimesh Nagda さん
(9歳 ケニア)
 
Kiattisuk Duangbhuppa さん
(12歳 タイ)
Matej Testen さん
(12歳 クロアチア)
 
Muhammad Zhafran
Huzaifi Yusuf さん
(8歳 インドネシア)
P.P.Yasas Navodya Perera さん
(15歳 スリランカ)
 
Paula Georgieva Kircheva さん
(12歳 ブルガリア)
Pei Wen Teh さん
(13歳 マレーシア)
 
Pichayada Ruampumsuk さん
(6歳 タイ)
Raik Laura さん
(9歳 エストニア)
 
松永 李音(まつなが りお) さん
(6歳 日本)
Sanjana Namreen さん
(10歳 バングラディッシュ)
 
Seon Wei Chua さん
(8歳 マレーシア)
阿河 駿成(あが しゅんせい) さん
(7歳 日本)
 
Thilini Udayangani Anusha Perera Wilwalaarachchilage さん
(9歳 スリランカ)
Trisha Co Reyes さん
(12歳 フィリピン)
 
Yosita Rotsanqsat さん
(11歳 タイ)

審査員 講評

【蓑 豊 先生】
(兵庫県立美術館館長)

全体的に素晴らしい作品が多かった。特に東南アジアの子供たちの絵からは強烈な印象を受けた。インドネシア、タイ、スリランカなど、絵の基本がしっかりしており、絵柄と色合いが凄いと思う。このような想いでエコに取り組んでくれれば、世界の環境対応に繋がる。
日本の子供たちの作品は、インターナショナルな視点の作品が多く、日本的なものが感じられなかったのは、教育の面やTVなどから世界の情報が常時入っているからだろう。良い面とそうでない面が両方あるように思う。

【大久保 澄子 先生】
(版画家)

子供たちが真剣に考えた環境に対する意識が作品に反映されていて嬉しく思った。
東南アジアなど発展途上国の子供たちは、自然環境と一体となって太陽の光の中で生活しているから、豊かな感情が色彩にそのまま表れているように感じた。
全体的にレベルが高く、入賞は僅差だった。絵を描くことは、地球環境、自然を大切にする気持ちを世界に広め、暮しやすい地球作りに繋がると感じた。学ぶことの多い、良い作品がたくさんあり、次回を楽しみにしたい。花王のこのような活動に心から協賛する。

【益田 文和 先生】
(東京造形大学教授)

環境をテーマにすると、キャンペーンポスター的な意味合いが出ると思って心配していたが、自然との繋がりやリアリティを深く表現した作品が選ばれた。
子供たちは、絵にしていくことを楽しく感じており、環境に関して何が一番大切なことなのかを直感的に解かっていて、それがよく表現されていた。
子供たちに未来を託すことが一杯あるが、作品を拝見して、安心して地球の未来を託したいと感じた。

【マリ・クリスティーヌ 先生】
(異文化コミュニケーター・国連ハビタット親善大使)

応募作品はバラエティに富んでいて、選ぶのが大変だった。エネルギーを感じる絵ばかりで子供たちにご苦労様と言いたい。画用紙に一杯に描いていて、描いている子供の生活環境が分かる。例えば、日本では動物園でしか見られないような動物が、海外の作品では庭先など生活空間にいる。海や川の魚をも身近に感じている。豊かさの解釈が違うと思った。
クロアチアの子供の作品の中に、屋根にコウノトリがいる絵があったが、ヨーロッパでは屋根の上に鳥が住んでいればそれは良い事のしるしである。日本だとカラスが来ると嫌だと思うけれど。
スリランカの子供の絵では、牛の糞まで描いて、それをどう活用しているかを示していた。日本では見たこともないこのような場面を描いてくれていた。もっともっと他の国の子供の絵も見たいと思った。
日本の子供たちも頑張ってくれた。日本の子供たちは論理的に描いている。生活水のリサイクルや植樹を大切に思っているのが分かる。
国や地域によって、リサイクルや分別などに対する対応の仕方が違うといったことなども分かり、審査を楽しませていただいた。

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