ピリピナス花王(フィリピン)の「マングローブ再生プロジェクト」がフィリピンの環境天然資源省より表彰

ピリピナス花王(フィリピン)の「マングローブ再生プロジェクト」がフィリピンの環境天然資源省より表彰

ピリピナス花王(Pilipinas Kao, Inc.)は、フィリピンにおいて、ヤシ油を原料に油脂アルコール、精製グリセリン、3級アミンなど、さまざまな油脂製品を生産し、花王グループ各社をはじめとする世界各国の企業に輸出しています。このたび、フィリピン沿岸の資源の保護、修復、開発、維持を担当する政府機関である環境天然資源省(Department of Environment and Natural Resources)より、マングローブの生態系の復元に向けた取り組みが評価され、表彰盾が授与されました。

マングローブが生育する地域は、魚の産卵場所や餌場として、また海洋生物の貴重種の生息地として最適の場所であり、生物多様性の“ゆりかご”といわれています。また、強い波を和らげるはたらきをするので、波による侵食から沿岸域を守る「自然のバリア」として機能することも期待できます。このことから、マングローブは、CO2の汚染や地球温暖化が進んでいる現状において、重要な役割を果たしているといえます。

     環境天然資源省から授与された表彰盾      環境天然資源省から授与された表彰盾

このマングローブの生態系を守ろうと、ピリピナス花王は、工場周辺の沿岸域およびBarangays Luz Banzon地区とSolana地区の沿岸域における「マングローブ再生プロジェクト」を発足。2010年2月、フィリピンで開催された「世界湿地デー」のイベントにおいて、環境天然資源省と協働で、マングローブを植樹しました。今回こうした取り組みが評価されたもので、2010年9月25日に行なわれた授賞式で表彰盾が授与されました。

ピリピナス花王の工場に近い海岸に植樹された、マングローブの苗 ピリピナス花王の工場に近い海岸に植樹された、マングローブの苗

このイベントで植樹したマングローブは、現在も順調に生育しています。その後もさらに植樹を行ない、さらなるマングローブの保護と保全の活動が進められています。

花王は、2009年6月に「環境宣言」を発表し、社会全体の環境活動と連携したeco活動に積極的に取り組む「社会と“いっしょにeco”」活動の一環として、「みんなの森づくり活動」を実施しています。ピリピナス花王は、今後もこの活動を通じて、マングローブの育成・保護に積極的に取り組み、環境保全に向けた活動を進めてまいります。

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